小池都知事が定例会見1月21日(全文2完)「人流抑制より人数制限」発言、国と専門家で整合性取って
このゲームを変えましょうという、共通の目標
そしてまた、先ほども申し上げたように基本的対処方針に基づくものであるということであります。ぜひご協力いただいて、そしてそれぞれのお店の判断で何時までにするのか、お酒の提供をどうするのかをお決めいただき、そしてぜひ実施をしていただきたい。 これはもうとにかくこのゲームを変えましょうという、これは共通の目標だと思うんですね。それが新しい変異株がそのたびに出てきて、みんなご苦労を掛けて、世界中そういう状況になって、1つ1つの、ある意味で事例が出てきておりますので、できるだけ早くゴールが見えるようになるように、共にそこは協力をお願いしたい。お願いばっかりじゃないかっていうけれども、それは法律上そうなっているので、だったら、法律を変えるならどうするかというのは、ただ今回の通常国会で感染症法は何も触らないという話なので、うーん、国会のなすべきことっていうのは、まさしくそういう危機管理というのが一番大きなことなので、優先順位がちょっと違うんじゃないかなと率直に思っているところです。 ちょっと話がそれてしまいましたけれども、そういった中でご協力をぜひともお願いしたいということです。最後でお願いします。
検査体制の拡充をどう進めたいか
TBS:TBSの寺川といいます。先ほど、新型コロナの検査の関連で追加で伺いたいです。先ほどのお答えの中で知事が、検査がいかに重要かということをお話しされていて、よく分かりました。そうすると懸念されるのは、これだけ、感染者が急増していくと、今後、検査体制が追い付かなくなるんじゃないかということが考えられるんですが、これは都としてはどういうふうに今後対応されますか。 小池:検査体制は都としてのキャパシティーが10万ということになっております。いろいろな検査体制の拡充ということでこれまで進めてまいりました。それに無料の検査が加わって、こちらのほうで3万というのが上限になっています。これからもこの検査の要請について対応ができるように、これはまたさまざまなご協力も得ながら進める必要はあるかと思っております。 本当にこの2年間、検査をどうするかでずっと来たんですけれども、やはり、なんて言うか、検査の方法もいろいろありますし、いろんなキットも出てきております。それが正しいか正しくないかとか、いろんな課題もありました。ただ、この2年たっていろいろと環境も整ってはきておりますし、検査の検査といいましょうか、それの結果を出すためのツールということもかなり変わってはきております。 いずれにしましても、検査、検体を集めることから、そしてそれを実際に、検体を何度も何度も回して結果を出すと、そちらの現場も頑張ってくれているところでありますが、検査体制の拡充というのは、それを実際にキットをお配りしたり、実際に鼻拭いをやったりという現場も含めて、このオミクロン株という厳しいウイルスに向かっては整えていきたいと考えています。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見1月21日