大谷翔平は1時間の帰国会見で何を語ったか…「落ち込んだこともある」の告白から家庭を持つタイミング、新庄監督まで真摯に対応
――松坂大輔氏も引退した。 「僕の印象としてはボストンのイメージが強い。成績も見ても素晴らしいし、映像を見ても凄いという印象を受ける。できれば打席で(ボールを)見てみたかったなあという気持ちもある。今後、野球界を盛り上げてくださればうれしい」 ――子供たちに夢を与える存在? 「プレーする側として夢を与えようとか、元気を与えようとは、まったく考えていない。そう受け取ってもらえるとうれしいと毎日、頑張っている。受け取ってもらえるのは、その人がそういう感覚、純粋な感覚を持っているから。野球をやっている子は、特に上手い選手を目標に頑張る。僕自身は、それに値するような目指されても問題のない人間として頑張っていきたい。そうなるように子供たちも応援している」 ――オフに受賞ラッシュが続いている。 「ありがたいな、とは思っている。個人的には、どんどん切り替えて、来年、そういった賞をいただけるように頑張っていきたいと。今年やった数字を評価していただくのはうれしいが(受賞を)待ちわびる感覚ではない。切り替えてやっていきたいと思っている」 ――オフに取り組むことは? 「フィジカルを保つ。さらに向上させていくことをキャンプインまでに詰めていく。そうするとスキルでも必然気づくことが多くなる。(フィジカルと技術の)すり合わせは、スプリングトレーニングに入ってからになる」 ――来季目標とする数字は? 「一番は数。どれくらい試合に出て、どれくらい打席に立ち、どれくらい登板するか。やれることをやって残った数字で、良かった、悪かったを振り返ればいい。健康でシーズンを通して出続けること」 2001年のイチロー(当時マリナーズ)以来、日本人2人目の受賞が有力視されているMVPは現地時間18日(日本時間19日)に発表される。