「名古屋市は速やかに負担金支払いを」愛知県・大村知事が臨時会見5月26日(全文2)
名古屋市に負担金請求認める判決。受け止めを
朝日新聞:すいません、朝日新聞、小林です。ちょっと【****00:43:40】以外でもよろしいですかね。 大村:はい。 朝日新聞:きのうのトリエンナーレの負担金の支払いを求めた裁判で、請求を認めるような判決が出ました。きのうもコメントを出していただきましたが、あらためて知事の受け止めをお願いします。 大村:きのう、ちょうど羽田に着いたの5時半ですかね。もちろん、便利なもんで飛行機に乗っていてもネットはつながることになっておりますので、そこで判決の【***00:44:22】、主文については報告を受けました。もちろん、判決文全体は100ページですか、結構【ダイブ 00:44:30】なものだったんで、それは帰る道中なり帰ってきてから、一応とにかく全部目を通さないかんと、通させていただきました。 その上で、きのう、午後7時に出させていただいたコメントどおりでありますが、今回の、きのうの25日の名古屋地裁の判決は名古屋市に不払いとなっている負担金全額の支払いと、年5分の金利の支払いを命ずるものということで、本当に妥当な判決だというふうに考えております。私どもの主張が認められた妥当な判決だと受け止めております。 そして、判決文も拝見をいたしましたが、名古屋市というよりも河村氏の主張ですね。河村氏の主張はことごとく退けられておりまして、その中で特に独自の見解であって採用することはできない、という言葉が何度も出ておりましたが、ちょっと印象的ではありましたけどもね。確かに河村氏の独自の見解ということなんだろうなというふうに思っております。
河村市長の責任をどう考えているのか
ということでありますので、この妥当な判決をいただきましたので、名古屋市にはその判決で認められた負担金の支払いを速やかに行っていただきたいというふうに考えております。なお、私のほうは引き続き、すべからくでありますが、法令等に基づいて適切に対応していきたいというふうに考えております。 朝日新聞:河村市長の主張が退けられたというようなこともありましたが、そもそも負担金を支払わないということでこういう裁判になったかと思います。河村さんが判断されたということなんですが、この判決を受けて河村さんの責任っていうのを知事はどのようにお考えでしょうか。 大村:だから、どういう主張をされようが、それは、なんて言いますかね、日本は民主主義の国、自由主義の国ですから自由なんだろうとは思いますが、自分のしたことについては責任は当然生じますので、もう裁判でことごとくその主張は退けられたということでありますから、私どもの主張は全て認められたということであります。日本は法治国家でありますので、その法に基づいた裁判に従っていただかなければならないということではないかというふうに思います。 そして、そもそもこうしたことと含めて、それとはまた別の署名の偽造・捏造事件についても、こうした裁判になったことも含めて、それでいろんな方々が言っておられますし、いろんな【規定 00:47:20】、雑誌とかメディアですか、私も聞きましたけど、それで河村氏が首謀して関係者を集めて、高須氏にも泣き付いて、ああいう署名の偽造・捏造事件も起こして、今、刑事裁判だと、もう有罪に何人もなってるということを引き起こした全ての首謀というところが河村氏というところに行き着くんだろうというふうに思いますので、そういう意味では河村氏には大いに責任があるということだと考えております。 その前にあれですね。だからそこのところを、やはり、むしろ署名の偽造・捏造事件を含めて、やはり河村氏には説明をしなければいけない説明責任があるんではないかというふうには思っております。そのことはこれまでも申し上げてきましたが、強く指摘をしておきたいと思います。 朝日新聞:一貫して、河村市長の行動が、裁判自体、市民の税金を使って行われているということで、市に損害を与えてるという見方もできるかなと思います。こういったお金を払わないで裁判をしたということが市民にある意味損害を与えていると受け止めることもできるかなと思いますが、知事はその辺りはどうお考えでしょうか。 【書き起こし】愛知県・大村知事が臨時会見5月26日 全文3に続く