「名古屋市は速やかに負担金支払いを」愛知県・大村知事が臨時会見5月26日(全文2)
杉原ビザサバイバーの息子、娘と懇談
で、バルハフティクさんは翌年、1年っていうか9カ月ぐらい日本でユダヤ人の救出作業をして、翌年1941年に日本からアメリカに渡った最後の氷川丸でシアトルに行って、アメリカに逃れたということでありました。 ですから、会談した方4人の方、82歳、78歳、74歳、69歳でありましたが、本当に、最後30分か40分の面談だったのが、いや、もう最初からずっと一緒に付き合いたいということで、ほぼほぼ3時間ご一緒いたしまして、ずっとあの中を拝見するの、全部付き合っていただきましたが、私は時々、止まってお待ちをしておりましたけど、同じ足位置ではちょっと難しいので。ございましたが、もう全部お付き合いいただきまして本当に、最後の面談のときは、いや、もう相手方の皆さんもちょっと、目がうるうるして、なんかおられ、私もちょっとじーんときましたけども。ヤド・ヴァシェムの館長代理さんも、いや、こんな感動的な面談は初めてだと言って、声を詰まらせておりました。 というふうに、なんて言うんですか、もう、初めて会ったけど、他人さんと思えなくて。遠くの親戚のおじさん、おばさんに会いに来たような感じがありましてね。それだけ、心がつながってるなというのは、私がそう思うんだから、向こうもそう思ってるんですね。なので、杉原さんのこの木の前で写真撮るときは本当に自然と、向こうのほうから肩抱いてくれまして、すごく私にとっても思い出の深い今回の訪問ではありました。
イスラエル経済産業省を訪問
特にホロコーストの記憶を若い世代に伝えていくために教育的な取り組みが必要なんだということで、この夏にヤド・ヴァシェムが主催するパネルの展示などを8月かな、名古屋でも行いますので、またそれはそうした形でやっていきたい。また、それと、これは中学生に対して、中学生、高校生にこんだけこういう、センポ・スギハラ・メモリアルで教育やってますよということを申し上げたところ、非常にこれは喜んでいただきました。引き続き、そういった面でも協力をしていきたいと思います。 そして午後はイスラエル商工会議所の委員長にもお会いをいたしました。本当はもうイスラエルの首相府の入館、アポイント取れてたんですけど、行く前、先週からちょうどイスラエル国会が120で、60対60が1人か、いや2人抜けるとか、与党からね。という話でぐちゃぐちゃになっておりまして、内閣不信任案が出る、出ない。この2年間で4回、解散総選挙やってんだな、イスラエルの国会は。ということで、とても国会議員がつかまらないということで、ドタキャンで、これはしょうがないなというふうに思いましたけどね。 経済界の関係の皆さんと話してたら、いや、うちの政府はこんなもんでさ、とかいうようなことをちょっと言っておりましたが、そんなのは今、別にして、われわれとしてはイスラエルの政治はこんなこうでも、経済はこうだから伸びてるからというふうに言っておられましたけど、うちの国も似たようなもんだなとかいうことを申し上げましたけど。そんなことでございました。そこだけはちょっと残念ではありましたけども。 あと23日、月曜日はイスラエル経済産業省を訪問いたしました。また、午後は、次もう1つのスタートアップ新規案であるStart-Up Nation Central、イスラエル最大のこれはNPO、公益法人でありますが、スタートアップのマッチングをやる機関とオープンイノベーション支援に関する連携、協力に関する覚書を締結をいたしました。ということで、もうすでに今年度、私も予算化しておりますが、Start-Up Nation Centralとは共同事業をやってまいります。あらためてMOUを結んで、さらにこれをしっかりと後押しをしていきたいというふうに思います。