名古屋市長選、立候補予定3氏が討論会(全文5完)オーガニック給食導入は賛成
消費税減税についての是非を聞きたい
C:本日は公開討論を拝聴させていただき、ありがとうございました。名古屋市守山区から来ました、【イトウ 01:32:45】と申します。私はコロナの影響でだいぶ皆さんに負担が掛かっていると思うんですけども、コロナ前に消費税増税をされて、それで負担が増えた中で、コロナでまた負担が増えているっていう状況の中で、僕は消費税減税、消費税廃止をしていったほうがいいと思っているんですね。これは国政の問題でもあるんですけれども、消費税というのは地方税の分も入っていますし、また名古屋市民の消費税の重税感で負担を抱えているという、消費税減税をしたほうがいいというのは、名古屋市長としても訴えてもいいことではないかなと思っておりますので、その点を、消費税減税についての是非とか、ご見解についてと、あとは必要であるとお考えであれば国政のほうに訴え掛けていただくような働き掛けをしていただけるのかどうかをちょっとお伺いしたいなと思っています。よろしくお願いいたします。 加藤:趣旨は消費税の減税を国に対して名古屋市長の立場で訴え掛けてもらえないだろうかというお問い掛けです。河村さん、いかがでしょうか。
消費税減税の是非については三人三様
河村:本当に、消費税減税については、一般的に国の仕事だとぱっと思うわけだよね、これ。できんかいって庁内で検討したことあります。地方へ戻ってくる分もありますから。だけど、一応、名古屋は市民税減税やっとりますんで、ですが、財政危機というのはうそですから、あれは。借りる人がいないんであって、所得を増やすことのほうが圧倒的に意味は大きい。一時金をばらまいても駄目です。やっぱり恒常的にちゃんとやらないと、経済っていうのは成長しません、ということでございますので、一遍、国に言うかどうかはちょっと別にして、もう1件、ちょっと僕がやりたいの、本当だったら、消費税。もともと反対だったから、これは。だからちょこっと考えさせてもらえんでしょうか。ええですか、それで。 加藤:横井さん、いかがですか。 横井:消費税が8%から10%に上がったとき、その増税分については福祉や子供のために使うと、例えば保育料の無料化とかいうことが提案をされておりまして、それを本当に後戻りしちゃっていいのかという思いも私はありますから、現時点で消費税の減税を国に求める考えはないです。 加藤:尾形さんもお願いします。 尾形:私は消費税減税大賛成です。消費税は悪法だと思います。消費をやめろというメッセージがあるわけです。でもやめられません。ですから所得の低い人ほど重税感が強くなる悪法です。税金はそもそも、徴税して、そして困っている人に配分する、その配分という機能が重要なわけですから、所得税、法人税でたくさんもうけていらっしゃる方からたくさんいただき、そして困っている人に配分するということが必要なわけです。そこが不十分なので、所得税と法人税の不公平な部分はまず是正しなければいけない。そして消費税は悪法。これで、その不公平な部分を消費税で賄っているということはとんでもない。そういう状態にありますから、所得税、法人税の減収している部分を消費税で賄っているというような形になっています。それはまったく間違っています。ですから私は消費税減税については大賛成ですので、もし市長になりましたら国に対しても意見を言いたいと思います。 加藤:ここは三人三様のお考えのようです。河村さんは、確かに一理あるが考えてみたいと。 河村:正式に文書で出すとかいう意味であって、じゃあ消費税減税すべきはもう公言していますから、私は。そういうことです。