名古屋市長選、立候補予定3氏が討論会(全文1)トリエンナーレの問題を場外へ持ち出した
名古屋市長選(4月11日告示、25日投開票)に立候補を表明している3氏による公開討論会が3日午後、名古屋市公会堂で行われた。 【動画】名古屋市長選、立候補予定の3氏が公開討論会(2021年4月3日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「名古屋市長選、立候補予定の3氏が公開討論会(2021年4月3日)」に対応しております。 ◇ ◇
登壇者の紹介
司会:皆さま、大変お待たせいたしました。ただ今より名古屋市長選挙2021立候補予定者公開討論会を開催いたします。この討論会は4月11日告示、25日投開票の名古屋市長選挙に向けて立候補を表明している皆さんにお声掛けをし、その思いや考えを少しでも市民の皆さまに知ってもらいたいと開催いたしました。短い時間ではありますが、候補者の声に耳を傾けていただき、投票に結び付けていただければ幸いです。討論会の前に、新型コロナウイルス感染対策についてのお願いです。必ずマスクをご着用ください。また、大声での声援はお控えいただき、拍手のみの対応をお願いいたします。 それでは、大変お待たせいたしました。早速皆さまにご登場いただきましょう。どうぞ、盛大な拍手でお迎えください。では立候補表明順にお呼びいたします。市民団体役員をお務めでいらっしゃいます、尾形慶子さんです。続きまして、元名古屋市議会議長、横井利明さん、現職の名古屋市議会議員でいらっしゃいます。そして名古屋市長の河村たかしさんです。最後にご紹介するのは、本日の討論会の進行、ファシリテーターを務めていただきます、岐阜大学工学部客員教授の加藤義人さんです。加藤さんは長らく三菱UFJリサーチ&コンサルティングで従事され、名古屋市政をシンクタンクの立場からご覧になってきた方です。加藤さん、どうぞよろしくお願いいたします。
立候補表明者のうち、1人は欠席
加藤:はい、それでは名古屋市長選、立候補されております3人の方によります公開討論会を始めたいと思います。いいですか。 司会:はい。少しだけよろしいでしょうか。以上、皆さんで討論会を始めさせていただきますけれども、立候補表明をされた方がもうひと方いらっしゃいます。元会社員の太田敏光さんにも公開討論会へのご参加のお声掛けをいたしましたが、ご欠席とのことでしたのでお知らせいたします。 さて、本日の討論会ではファシリテーターから立候補予定者の皆さんへの呼び掛けは役職ではなく「さん」と呼ばせていただきますので、ご了承願います。また、発言時間は公平性に基づきまして、ご発言1回につきお1人2分以内とさせていただきます。1分30秒でベルを1回鳴らせていただきます。そして2分たちましたらベルを2回鳴らしますので、その時点でご発言を切り上げていただきますようお願いいたします。申し遅れましたが私、本日の司会を務めます、フリーアナウンサーの神取恭子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは大変お待たせいたしました。ここからは加藤先生にお願いいたします。 加藤:はい、失礼しました。それではこれから討論会を始めたいと思います。今、神取さんから説明がありましたけど、2分ルールでお願いしたいと思いますが、反論がある場合は挙手をいただければご発言していただこうと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは本日の最初のテーマはリコール問題を取り上げてみたいと思います。まず横井さんと尾形さんに伺います。リコールそのものは民主主義の中でルール付けされているものであります。あいちトリエンナーレの展示内容の問題に端を発して、県知事を対象にリコール運動をしたこと。このリコール運動の是非についてお2人のお考えをまずは伺います。署名偽造問題はまず切り分けていただいてお答えいただきたいと思いますが、横井さん、いかがですか。