大阪市・松井市長が定例会見1月27日(全文1)2月2日に大阪中之島美術館が開館
政府対応の遅れが指摘されてもいるが
朝日新聞:朝日新聞、入ってますか。すみません、朝日新聞の新谷と申します。すみません、3回目の接種の前倒しについての質問です。これまでも市長は早く政府のほうに前倒し接種について方針を示してほしいと求めてこられたと思います。政府対応の遅れが指摘されてもいますが、今あらためてお考えをお願いできますか。 松井:これはワクチンの承認をする中で、2回目から6カ月が経過した人というところはもう決まっていたんですけど、だからもう、今、65歳以上の方が6カ月、で、65歳未満の方が7カ月というふうに、ちょっと小出しの前倒し計画を、政府から出てきていますが、この状態であれば去年のうちから、もう6カ月たった人は順次、ワクチンが届く範囲で、供給量を見越しながら、あとは自治体で判断をして、もうどんどん接種進めろという形で国の指示があったほうがやりやすかったなとは思います。 朝日新聞:そうしますと今回、3回目接種がちょっと思うように進めない状況があると思うんですけれども、政府はその理由として自治体の準備が進んでいないっていうことも挙げています。自治体の準備不足が原因なのか、それよりも政府の対応の遅さのほうが原因か、その辺りのお考えはいかがでしょうか。 松井:いや、大阪で言うと、われわれはもう去年のうちから3回目接種の準備はやってまいりました。6カ月たたないと、どなたさまも打てませんから。ですから、もう6カ月が経過をする、高齢者の方が2回目接種から6カ月経過する時期を見据えて3回目接種の準備はしてきましたけども、政府のほうからもワクチンの3回目接種の供給量が具体的に示されてきたのは、もうここ最近の話なので。だからこれはもうどっちがというよりも、とにかく僕が政府に求めるのは、これもう1700の個別接種機関がありますから、できるだけスピード感を持ってワクチンをどんどん供給してもらいたいと思ってます。だから今もう接種券届いている、でもワクチン相当量において、ワクチンの総量においての数しか今打ててないわけで。だからそれが増えれば、さらに前倒しで接種できるようになります。6カ月経過をした方々は。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。関西テレビさん。