大阪市・松井市長が定例会見1月27日(全文3)インフルと同様の考え方ができるんじゃないか
大阪市の松井一郎市長は27日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年1月27日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年1月27日) ◇ ◇
オンライン学習を今後どう活用するのか
NHK:NHKの西澤です。学校の現場の休校についてなんですけども。今、複数の学校お聞きしてますと、1日休業しても、また次の日、新しい感染者が出てという感じで、なし崩し的に複数日休まなきゃいけない状況になっているところも結構あるみたいなんですけれども、オンライン学習については、スポット的には学校単位で検討されているところもあるようですけども、市全体としてどのように今後使っていくか、活用していくか、お考えを教えてください。 松井:いや、これ、でもこの今回のオミクロン株は学校ごとに状況違いますから。例えば休校がちょっと何日か続いている学校もあるし、今のところもまったく問題ないところもあるし。だからこれは、やっぱり大阪市内500弱の小中学校あるわけで、市域全体でなんか一定の対応策を実施するっていうのはちょっと違うかなと思ってます。だからやっぱり学校ごとの校長の判断で、感染拡大の状況に応じて、オンラインの設備は出来上がっているわけですから、1人1台の端末はもう今整っているわけだから、その今ある装備をフル活用して子供の学ぶ機会というのをしっかりと確保してもらいたいと思います。
インフルエンザ的な対応をすべき段階か
NHK:あと先ほど、府の教育長からの通知に関連しての話なんですが、インフルエンザ的に基準を考えていくべきだと思うというところがありましたけれども、当初やっぱり感染者のプライバシーを守るとか、いじめにつながるんじゃないかっていうこともあって、全校的にとか学年で閉鎖するとか、そういった対応されてきたと思うんですけども、もうそういう段階ではなくて、インフルエンザ的な対応をするべき段階だとお考えでしょうか。 松井:うん。これ、第1波、第2波のときっていうのは、このコロナのウイルスの正体が非常に見えなかった部分もあります。今、この第6波まで来て、ウイルスが変異する中で、今回のウイルスは感染力は強いけども毒性は弱いという形で見えてきているわけですから、ウイルスとしてはインフルエンザ的なウイルスではないのかなというのが、今、世の中の皆さんの捉え方だと思うんで。これは区別、差別にはつながらないんじゃないかなとは思います。 NHK:ごめんなさい。あと最後にもう1点なんですけれども。先ほどの公明党さんとの要望の中で、ワクチンの優先接種についての話も出たと思うんですけれども。今後何かエッセンシャルワーカーの方とかで優先的に接種を進めるべきとお考えでしょうか。 松井:まずは、もう消防は今、優先的にやらせていただいています。それから学校の教職員も今、優先順位を上げてやらせていただいていると。接種会場で余裕があれば、今回もモデルナのほうは非常に予約率が低いわけですから、余裕があれば前回同様に市の職員でそこの空きを活用していきたいと思っています。 司会:次の質問をお受けします。共同通信さん。