名古屋市・河村市長が定例会見5月10日(全文2)地をはう努力を各行政はやるべき
アフターコロナ病院とは後方支援病院か
読売新聞:読売新聞の【ナカムラ 00:41:02】です。さっきの後方支援病院の関連でちょっと1つお伺いなんですけども、1つは、この間、市長が対策本部会議のあとの、出されたコメントで、アフターコロナ病院って言葉を使ってらしたんですけれども、それは後方支援病院のことでよろしいんですかね。 河村:そんなこと言ったっけ。 読売新聞:文書に確かアフターコロナ病院っていう言葉が。 河村:アフターコロナ病院? 読売新聞:ありましたね、はい。 浅井:そのようにお考えいただいて。 読売新聞:大丈夫ですか。その、じゃあ後方支援病院を充実させていきたいっていうような文言だったと思うんですけれども、まだ数が足りてないっていうご認識で、数が足りてないならどうやって増やしていこうっていうあれもあるんでしょうか。 浅井:むしろ数が足りてないというよりは、やっぱり全ての病院で受け入れていただく人数を増やすことが今は大事かなと。名古屋市内のかなりの多くの病院が、今、もう手を挙げていただいている状態なので、キャパシティーっていうか、受け入れの数をそれぞれの病院で、あと1人ずつ増やしていただく、2人ずつ増やしていただくとか、そういう取り組みのほうが今は大事かなというふうに思っています。 河村:今の話聞くと、僕から質問したいんやけど、そうなってくると、今、ワクチンばっかりだけど、やっぱり薬が相当効くんでないのかと、10日たった辺りでは。だって薬が、いろいろ幾つか名前出てきましたけど、最近全然出てこんようになっちゃったけど、あと積極的に投与、飲んでもらって、早く回復してもらうと。そっちじゃいかんのかね。
レムデシビルは各病院で積極的に投与
浅井:今、各病院では以前から使われてたレムデシビルですね。レムデシビルは以前に比べるともう非常に、ほとんど入手できる。かなり入手できるようになっておりますので、各病院でかなり積極的に投与をいただいております。それから、あとはいわゆるステロイド剤であるデキサメタゾンですけれども、初期症状には積極投与していただいてますので、そういう意味では以前より重症化する方も少し少なくなっていると思いますし、特に、今回、若い方も肺炎なんかが多いんですけど、反応が良くて、早く回復される方も、もちろん重症化されたりした方も、すぐ回復される方も多いというふうに現場の先生方からは伺っているところであります。ただ、それ以上のなかなかお薬というのは、今、まだちょっと開発段階なのかなということです。 河村:レムデシビルは、あれは日本だっけ。違うか。 浅井:あれはギリアド・サイエンシズって、カリフォルニアです。 河村:カリフォルニアですか。 浅井:はい。 河村:しかし本当に昔はこういうものって、北里柴三郎とか野口英世とか、日本はトップ走っとったと思うんだけど、今は製薬のほうでもほとんど日本の名前を聞かんというのは寂しいよね。大学でも。名市大でも医学部なんとかならんかいって言っとるんですよ、ちいと。薬。ワクチンのほうが難しいわけでしょう、たいてい。だから薬はなんとかならんかと言っとるんだけどね。残念な思いがしますね、若干。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が定例会見5月10日 全文2へ続く