名古屋市・河村市長が定例会見5月10日(全文2)地をはう努力を各行政はやるべき
後方支援に協力する病院の数は
中日新聞:中日新聞の池内です。関連で、先ほど入院された患者さんは退院されて後方支援の病院に移られるというお話があったんですけれども、具体的に何病院ぐらいが後方支援というのに協力していて、どんなふうなスキームで患者の受け入れをやってるのか、市民も気になるところだと思うんですけど、ご説明いただけたらと。 河村:それはわしも気になった。先ほど聞いたんだから。後方支援いうて、どういう病院があるんだいって。それはちょっと言っていただいたほうが、医監のほうから。 浅井:今、ちょっと正確な数字は分かりませんけども、名古屋市内ですと70から80の病院が、いわゆるコロナから回復した患者さんを受け入れていいという表明をいただいております。ただ、それぞれ病院によってもいろいろな条件もありますし、そこの病院の事情もありますので、一番、まずは今コロナを受け入れていただいてる急性期病院ですね、急性期病院と、これはいわゆる病病連携ですね、普通の病気の場合も急性期で治療を終わられた方は、そのあとの療養を、いわゆるリハビリテーションとか回復期における療養を後方支援病院で行っていただいておりますので、まずはそのスキームですね。今まであるスキームで、病病連携の中で後方病院へ移っていただくという手順を各病院で今行っていただいてます。
第4波の本格化で実現した取り組みなのか
その後、終わりになられた場合とか、今そういうケースがあるかということについては、コロナ対策本部のほうで、ある程度病院に聞き取りをさせていただいて、こういった方には転院先を探されてるとか、そういう紹介を今始めてるところですね。ただ、やはりなかなか後方病院としても、実際は10日たっても、PCRにおいてはまだ完全には陰性化しないケースもありますので、やはり受け入れに対して慎重になられてる部分もありますので、その辺りはある程度、感染、時間がたてば、もう感染は起こらないと、PCRが陽性でも感染は起こらないということが明らかですので、後方の支援病院ではそういうことをしっかりご理解いただきながら、そういった転院を促進しているという取り組みをしております。 河村:70、80いうと、結構【*****00:38:56】ですから。 浅井:そうですね。 河村:区ごとに4つや5つとかあるわけですから。だけど名前は結局こういうところで言うと、やっぱりあそこにはコロナがおるでということで、まずいということですね。 浅井:はい。すみません、そうですね。具体的な病院名については、すみません。僕は、そうですね、伏せさせていただきます。お互い、病院を通してはその名前について、どこの病院が受け入れていただけるということについては、情報提供はわれわれのほうから急性期病院のほうにはさせていただいています。 中日新聞:後方支援の枠組み、資金面、第4波でより明確になってきた【*****00:39:42】。つまり、あまり患者さんが急性期病院にとどまらないで、10日以上過ぎたら速やかにそういう病院に移っていくというのは、今、この第4波が本格化して実現してきた取り組みなんでしょうか。 浅井:いや、実はもう第3波の途中から、もうそういう病院が、お声掛けをして、それに対して受け入れていいよっていうことに関しては、もうすでに各急性期病院には情報提供をさせていただいています。また、第4波においても、そういう後方支援の病院の先生方を集めたときに参加していただいたウェブ【会議 00:40:27】なども、われわれ開催をして、それを促進していただくようお願いをしたりとか、そういう取り組みも、第4波においても行わさせていただいている状況です。 河村:自分のことはあまり言いたくないですけど、後方のほうの病院には直接院長に電話しました。受け入れてちょういうて。それはさらに、市長としては当たり前の仕事ですけど、そういうことはやっていきたいと思います。