名古屋市・河村市長が定例会見5月10日(全文2)地をはう努力を各行政はやるべき
愛知県も緊急事態宣言の対象に。受け止めを
朝日新聞:朝日新聞の関です。市長、あらためて聞くと思うんですけれども、名古屋市はまん延防止等重点措置、これあしたまでで、12日からは緊急事態宣言の対象に加わります。このさらに厳しい措置が始まるということだと思うんですけども、市長のまず受け止めをあらためて聞かせてください。 河村:やっぱり国民の皆さんの最大関心事ですから、感染防止のためにやるべきことは全てやるということがやっぱり必要でしょう。ただし、これは商売やっとる人なんかにとってすりゃ、もう耐えがたいというか、倒産というか、廃業というか、人がたくさん出ますので、そりゃ経済的には本当に、完璧に応援せにゃいかんですよ、これ。という体制で。 だけど今の保健所による地をはう努力をやっぱり各行政はやるべきですよ。みんなに集まってもらって、他局から集まっていうことと両方で相まってストップさせるということだと思うんだけど、一切報道されんもんだで、どうなっとるんですかね、本当に。いや、それ駄目駄目じゃ済まんですよ、本当に。これ、国民の命に関わることですから。 朝日新聞:コロナ禍で、例えば東京、大阪ですと大規模商業施設については休業要請を続けますと。ただし愛知県については午後8時という時短要請に戻りました。この辺り、名古屋市はもちろん大型施設多いところですので意見が割れたんですけども、その辺り、市長ご自身の意見はいかがですか。 河村:県がそういう対応でやられるいうなら、それはそれでいいんじゃないですか。やっぱりそれは東京、大阪から比べりゃ少ないですからね、人口比で見ても。人口比で見ないかんね、これは。少ないですから。なるべく、やっぱり経済的にも生きていくいうことは極めて重要なんでですね。と思いますよ。 朝日新聞:ありがとうございました。
施設の休館・休園を判断するタイミングは
NHK:市長、NHK、【ササ 00:33:05】です。この間の対策本部会議のときに、1週間程度、推移を見た上で、必要であればいろんな施設の休館とか休園も検討しようという話が出ていたと思うんですが、百数十人ぐらいでずっと推移していった場合に、市長はいつごろのタイミングでそのご判断というのを、どういうきっかけでなされるんでしょうか。今後の見通しというか、なるべく休園しないで済むようにという判断をされるのか、いかがでしょうか。 河村:感じ悪い話ですけど、当園の管理者の人は自分でやっぱりちょこっと考えてもらわないかんのだけど、一律的にできるかどうかってありますからね、施設でも。ようけ感染しやすい状況のところと、そうでないところ。来るお客さんの質とか量にもよりますけど。僕はなるべく学校やなんかもストップしないようにというふうに思ってますけどね。私は。 その代わり、今、東海テレビからあったように、健康観察のほうもさらに体制を、今500人ですけど、さらにアップしていくということで。それと市民の皆さんの協力が大きいですわ、やっぱり、こっちの健康観察の場合は。名古屋市が500人を仮に1000人にしたとしても、やっぱり市民の皆さん、電話いったときに2週間、本当に会社休んでもらわないかんですから、問題は。そっちのほうも大変でですね、経済的な意味も含めて。だからそういうのも相まって、僕はそちらの対策をやっぱり強固にすべきであって、全体的に投網を打つというような考え方は、特措法の考え方ですけど、それは。それは、それについて文句言っちゃいかんもんで、今、国挙げてやろういうときですから、それは名古屋も協力しますけど。やっぱり個別的なフォローで、行政しかできないことを徹底的にやるべきだというのが僕の考えですけど。僕は思ってますけど。そのように話はしております。 ですから皆さんにおかれましては本当に、3000人弱の方に、今日ですか、電話いってますので、その方は2週間ぜひご自宅でじっとしていていただくなり、保健所とちゃんと連絡取り合ってやっていただくなり、感染の可能性をですね、まだ、感染の可能性を広げんようにお願いしたいというふうに思います。