コロナ新規陽性者減だが「インフルは右肩上がり」大阪・吉村知事会見1月25日(全文1)
今このタイミングで訓練を行う理由は
記者:朝日新聞の【スガワラ 00:17:42】といいます。発表事項の国民保護共同実働・図上訓練についてなんですけど、今回、このタイミングで、これ、全国初の都市部における訓練ということなんですけど、今回、この2023年のタイミングでこれを大阪府として実施する理由っていうのをお伺いできればと思います。国としての、国を取り巻く安保環境の変化みたいなこともあるのかなというふうな感じがするんですけど、その点の認識も含めてお伺いできますか。 吉村:これ、開催については国と協力しながら進めていますので、もともとは、これは国と協力して実施をするということになりますので、大阪府独自で何かを判断するものではないです。全国において6ブロックに分けて、毎年、実施をするという方針は国においてもうすでに示されています。第1回目は四国、高知県で行われました。第2回目がこの都市部、大阪で行うということになり、われわれとしても、これは実施すべきだと判断をして、国と一緒にやるということになりました。また、さらに来年度は別のエリアで、6ブロックの別のエリアで実施しますので、順繰りに、国においては6ブロック、全国6ブロックを実施していくということになります。 じゃあ、その背景として何があるのといえば、これは当然、近隣諸国における、要は状況の変化。これは間違いなくあるというふうに思っていますし、その必要性が高くなっていると私自身も判断をしています。北朝鮮、中国、ロシア、それぞれ軍事力が非常に強化をしていますし、そういった環境の中で国民保護の訓練、これはもう必要だという、私自身も判断をしていますし、国も当然その判断をしているので、全国でやるということですから、いざというときに備えるということになると思います。 また、これをすることによって何か不備が出ないのか、本当にこのとおり避難というのができるのか。あるいはもっと大きなところで、どうやって住民を守っていくのか。そういったところの、いわゆる、今まではこれをやらなかったわけですけど、問題を考えるきっしょになればいいと僕は思っています。 司会:よろしいでしょうか。次にご質問は。大阪日日新聞さん。 【書き起こし】大阪・吉村知事会見1月25日 全文2に続く