コロナ新規陽性者減だが「インフルは右肩上がり」大阪・吉村知事会見1月25日(全文1)
新型コロナ助け合い基金の受付終了
救急搬送困難件数についてです。救急搬送事案ですけれども、1月9日を最大値としまして、今やはり新規陽性者も減ってますので下がってきてるという状況です。ただ、やはり今この冬場は、もともと救急搬送の要請が多い時季でもありますので、ぜひ救急車の適正利用をお願いしたいと思います。迷った場合は、♯7119にご連絡をいただけたらと思います。また、小児の場合は♯8000番に迷った場合はご相談をいただけたらと思います。下がってきてますけれども、やはり救急搬送が冬場は非常に増えますので、今後2月に入ってきて、今日も非常に寒いですけれども、寒い日が増えるとほかの病気でやはり救急搬送件数は増えますので、救急車の適正利用をお願いします。 2つ目です。新型コロナウイルス助け合い基金についてですが、この寄付金の受け付けの終了についてお知らせをいたします。この間、この新型コロナウイルス助け合い基金、本当に府民の多くの皆さまにご寄付をいただきました。ありがとうございます。お礼を申し上げます。この新型コロナウイルス助け合い基金ですけれども、コロナウイルスが出てきた当初、本当に未知のウイルスで、どう対応していいか分からないという中、医療従事者の皆さんが防護服を着て、そして治療に懸命に当たられて、命を救う活動をしていただきました。その中で助け合い基金というものを創設いたしまして、多くの府民の皆さんから寄付をいただきました。この間、賜ったご寄付ですけれども、令和2年4月27日から、令和4年12月31日までですけれども、2万8538件のご寄付をいただきました。トータルで45億1713万円ものご寄付をいただきました。本当にありがとうございます。感謝を申し上げます。
延べ5万542名の医療従事者に寄付金贈呈
そして、この間、医療従事者の皆さんにこの支援金を贈呈いたしました。合計延べ5万542名の医療従事者の方にこの寄付金の贈呈をさせていただきました。第1次から第6次贈呈まで行っています。第7次贈呈、これは最後になりますが、1月末で、この新型コロナウイルス助け合い基金、一定の役割を果たしたということで、寄付金の受け付けも終了いたします。そして最後の基金残高をもって、最終贈呈にしたいと思います。 当初、非常に多くのご寄付もいただきました。オミクロン株前までは非常に大きなご寄付もいただいておりましたけれども、この1年間、オミクロン株になってから、当然ご寄付もいただいて、本当にありがとうございます。ただ、寄付そのものも減少傾向にあるということと、やはりこのウイルスと、未知のウイルスから、もう今はこのウイルスと共存するという状況になってきた段階、また今度5類にも移行するというふうになってきた段階で、いったんこの寄付金については大きな役割を果たしたということで、1月31日をもって寄付の受け付けを終了いたします。本当にこの間、ご寄付いただいた皆さん、ありがとうございました。また、医療従事者の皆さん、ありがとうございます。 次です。国民保護の訓練についてです。国民保護に関して、共同、実動、そして図上の訓練を実施をいたします。机上訓練かな。 職員:机上と図上のハイブリッドの訓練になります。 吉村:いや、実動と、これ、机上訓練でいいんですよね。 職員:机上です。図上訓練といいます。 吉村:図上訓練ですか。失礼いたしました。図上訓練を行います。実動と図上訓練を行います。訓練の日にちですけども、2月10日、行います。金曜日10時から16時です。この想定としまして、武力攻撃事態が発生した、そして武力攻撃事態が、これはもう予測されるというようなことを想定いたしまして、避難の訓練を行います。近い未来に武力攻撃事態がもう予測されるということで、武力攻撃予測事態を認定いたしまして、そして想定として、空港、港湾がある意味、攻撃をされるという、攻撃の対象になる可能性があるという認定を行う、そういった事態を想定する。そういった事態において、府内において、阪南港、そして関西国際空港が攻撃目標となりうるということを想定いたします。そういう事態が発生したと想定をいたします。そのときに当該住民を、都道府県をまたぎまして、京都府、そして兵庫県に避難していただくということを想定した訓練になります。これは国、大阪府、京都府、兵庫県、そして市町村、自治体との共同の訓練。岸和田市、泉佐野市を含む自治体との共同訓練になります。