大阪府の病床使用率40%台に 吉村知事「7日連続40%台なら大阪モデルは黄色信号に変更」
25日の病床使用率は40%台になる見通し
大阪府の吉村洋文知事は25日午後、大阪府庁で定例記者会見を開き、同日中に府の病床使用率が40%台になると述べた。また、吉村知事は「大阪モデルの黄色信号の目安が50%未満が7日連続なので、間もなく黄色のレベルにも入ってくる可能性が高いということです」とも述べた。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2023年1月25日)
7日連続40%台となれば大阪モデルは黄色信号に変更
会見によると、大阪府内の24日現在の病床使用率は50.04%となっている。報道陣からは「今後の病床使用率の見通しや、仮に50%未満が7日連続で続く場合は、大阪モデルを黄色に引き下げる考えか」という質問があった。 それに対し、吉村知事は「本日(25日)に40%台になります。そしてこれが基準ですから、7日連続40%台となれば、大阪モデルは黄色信号に変更いたします」と答えた。 ただ「まだ、この先の状況はわかりませんから確定的には言えませんが、現時点では新規陽性者は減少傾向にあり、50%未満になります。あとは7日連続で、この傾向が続くか推移をみていきたいと思います」と説明した。
府内のインフルエンザ感染者数は注意報の基準を超える
しかし、大阪府内ではインフルエンザの感染者数が右肩上がりで増えている状況であることを明かし「感染者数は注意報の基準を超えており、右肩上がりの状態が続くので、インフルエンザについては流行期としてさらに増える可能性が高い状況です」と話していた。
大阪府内の寒波の影響は特段の被害はなし
別の報道陣からは、大阪府内で寒波の影響があったかという質問があった。 それに対し、吉村知事は「情報収集に努めてまいりましたが、現時点において大阪府内では特段の被害は発生していないというのが今の状況です。鉄道関係ですが、一部運休していましたがそこは午前に再開も含めて今後徐々に再開していくという風に聞いています」と答えていた。