コロナ新規陽性者減だが「インフルは右肩上がり」大阪・吉村知事会見1月25日(全文1)
2月10日の訓練では約50機関と連携
まず午前ですけれども、避難の方策、方針についての訓練を行います。国、それから各自治体との調整会議を行います。そして府主催の国民保護対策本部会議を開催して、そこで図上訓練としまして避難の方針について決定すると。そして、その策定についての訓練を行います。午後には現実に実働訓練を行います。避難要領、手順に基づく訓練といたしまして、国ですね、内閣官房、消防庁、京都府、兵庫県、そして岸和田市、泉佐野市をはじめとします行政機関、それから公共交通機関等、約50の機関と連携して、この訓練を行います。実働、図上による避難訓練を実施します。 想定としまして、岸和田市、泉佐野市、京都府や兵庫県に避難するという中身ですけれども、とりわけ要配慮者、福祉施設等に入所されている方はどうやって避難するんだろうか、そういったことについて訓練を行います。そして要配慮者以外の方も住民確認をして、そして避難をすることになりますから、その手順や段取り等について、ここで訓練をいたします。実際の現場の訓練といたしましては、泉佐野、岸和田市で行います。現実に京都や兵庫まで移動するわけではありませんけれども、移動の直前までの行動ということを想定いたしまして、移動先の、避難先の京都府、兵庫県も入った上で訓練を実施いたします。
逃げる・伏せる・離れるの3つがキーワード
また、武力攻撃への対応ということですけれども、ぜひ、訓練はこうやって、われわれ行政として国とも協力しながら実施をしていきます。民間とも協力して実施をしますが、府民の皆さんにおかれましては、まずJアラートを通じて緊急情報が流れた場合の対応ということをぜひ、この訓練を機に知っていただけたらなと思います。これが、そのパンフレットになります。Jアラートを通じて緊急情報が流れた場合の方法ですけども、ワードとしては3つです。逃げる・伏せる・離れる。この3つをぜひキーワードとして覚えていただけたらなと思います。逃げる・伏せる・離れるです。 どういうことかといいますと、まず屋外にいらっしゃる方は近くの建物に逃げてください。そして近くの、できれば健常な、頑丈な建物、あるいは地下に逃げていただきたいと思います。これは近くにそういった建物がある場合、地下施設がある場合です。これがまず、逃げる。 そして伏せるについては、なかなか近くにそういった頑丈な建物がないエリアの方は、そして屋外にいる場合は、もうとにかく伏せると。地面に伏せて頭を守るという対応。そして物陰に身を隠すと。あるいは伏せるという行動を取っていただけたらと思います。 そして屋内、建物等、家の中にいらっしゃる方については、爆風で割れた窓ガラスが非常に危険ですから、窓から離れるということをお願いしたい。そして窓がない部屋に移動をしていただきたいと思います。これが離れるです。 ですので、屋外にいる方は逃げる、伏せる。屋内にいる方は離れる。逃げる・伏せる・離れるということを、この3つをキーワードにして、少し頭に入れていただけたらなというふうに思います。 そして避難の指示があった場合、これはJアラートの場合ですけども、避難の指示があった場合、テレビ、ラジオでの報道であったり、あるいは市町村の防災行政無線を通じて皆さんに情報を伝達していきます。また、先ほどの訓練もそうですけども、着上陸侵攻、あるいはミサイルでの攻撃、そういった広域的な避難を要する場合は行政の指示に従って避難をしていただきたいというふうに思います。武力攻撃自体を想定した国民保護訓練を行います。いざというときの備えに行政としても対応していきたいと思いますし、府民の皆さんもぜひ、その想定がありうるということを知っていただければというふうに思います。僕からは以上です。