コロナ新規陽性者減だが「インフルは右肩上がり」大阪・吉村知事会見1月25日(全文1)
大阪府の吉村洋文知事は25日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2023年1月25日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2023年1月25日) ◇ ◇
ここ2週間については右肩で下がっている
司会:ただ今から知事、【※音声途切れ**** 00:01:06】していきます。知事よりご説明がございます。知事、よろしくお願いいたします。 吉村:はい。私から3点です。まず1点目です。新型コロナウイルス関連についてです。今の感染状況ですけれども、1週間ごとの平均で見ていってますが、ここ2週間については右肩で下がってきているという状況です。約0.79、そして前週が0.6という状況です。ここで少しへこんでますけれども、ここはやはり年末年始のちょうど期間でしたんで、医療機関の検査そのものが少なかったということが想定をされますが、ここの変数の部分を除いたとしましても、現状、減少傾向にあるという状況です。これ、大阪に限らず、全国的に同じような傾向にあるという状況です。
1月24日の病床使用率が50.04%
新規陽性者の数が減ってますので、陽性率も下がります。下がってきてる現状です。今、右肩下がりの状況で、今は18%程度になってきています。自費検査、無料検査場も同じように下がってきてるという状況です。直近では、先週までは15.5でしたけれども、無料検査場、現在は9.9ということで。これ、1月9から1月15ですので、最新週が、これからまたさらに下がる傾向にあるだろうというふうに思います。 第7波の最高のときがだいたい70%の陽性率でしたので、今18%ということで、大きく下がってきてる状況です。 これは年代別の新規陽性者数ですけれども、20代からもう全ての年代において下がってきているというのが現状です。 病床使用率ですが、これも新規陽性者が下がれば下がってくるということになります。1月24日の病床使用率が50.04%ですので、やはり陽性者の数に合わせて減少してるというのが現状です。「大阪モデル」の、現在赤信号ですけども、黄色信号の目安というのが50%未満が7日連続ということですので、もう間もなく黄色のレベルにも入ってくるという可能性が高いという状況です。 ちなみに重症病床の使用率についてはもともとこの第8波においても、そもそももう重症病床の使用率はあまり上がらないというのが現状です。状況としまして、やはりオミクロンの前までのコロナというのは、コロナ肺炎というのが非常に多かったわけです。若い人も含めてそういった状況ありましたが、現在それが非常に少なくなってるということで、重症病床そのものが、波が来ても埋まらないというような状況に今なりつつある。病態が非常に変化しているということだと思います。 宿泊療養の使用率についても13%となりました。宿泊療養の使用率については、第7波は非常に多くありましたけれども、第8波においてはそもそも非常に少なくなった。これはおそらく第7波が終わったあとに、全数把握と、全数の、数は把握してるんですけども、個別の把握をするのをやめるという判断をした。そして自宅療養が一般化しつつあるという中で、宿泊療養そのものが減っていると、割合が減りつつあるという状況が、そこまで高くならないという状況がありました。加えて今、新規陽性者が減ってますので、右肩に急激に下がってきているという状況です。 一方、インフルエンザについては右肩上がりで増えてきてるという状況です。今年の第2週が12.22ということで、前週の8.26から大きく右肩に上がってきてるという状況です。このあともこのインフルエンザについては数が増えることを予測しています。