【国会中継】安倍前首相が桜問題を説明(全文1)秘書を問い詰めていれば
1人当たりの掛かった会費と補填額は
黒岩:立憲民主党の黒岩宇洋でございます。早速ですけど、私、きのうの総理の会見、これをお聞きしてテープ起こしもしっかり読みましたけれども、不明な点だらけです。ただ、もう時間が限られていますので、前夜祭のこの差額の補填について伺います。前夜祭の実際の掛かった、1人当たりの掛かった会費というのが幾らで、そして1人当たり5000円以上分、幾ら補填したのかお答えください。 高木:安倍晋三くん。 安倍:今回の収支報告書におきまして、会費収入が229万3000円でございます。そして宴会費の収入として350、これは平成28年ですね。宴会費の収入として335万1100円ということであります。そして29年、これは会費収入が241万円、そして宴会費の収入が427万860円。そして、30年においては303万5000円が会費収入、そして宴会費収入448万4700円。そして令和元年においては会費収入が388万5000円、宴会費が634万2732円ということでございまして、つまり会費収入は5000円を集めて、参加者から集めている費用であるということでありますが、宴会費自体には実際に掛かった費用であったと、こういうことでございます。 高木:黒岩くん。
相変わらず全然答えていない
黒岩:相変わらず全然答えてないんですけども、総理、この場は今までの予算委員会と違って、本会議と違って、事実と異なったことを言ってきたのを、これを弁解する場ですからね。今も1人当たり幾らかって聞いているんですよ。これ、特捜部の発表によりますと、2016年から2019年、4年間の間でホテルの支出は計1865万円と。そして参加者からの会費、1人5000円ずつ、これは1157万と。この間の708万が安倍氏側の補填分だとなりました。1157万円を1人5000円の会費で、これを割ると約2300人の参加になるわけです。そしてこの2300人の参加に708万円の補填が使われたわけですから、708万円を約2300円で割ると、きっちり3000円なんですよ。てことは1人当たり会費は8000円で、そして差額は3000円、これを補填して、5000円の会費をもらった、こういうことでよろしいですね。 高木:安倍晋三くん。 安倍:それは毎年毎年ではなくて、全部まとめたのでよろしいんでしょうか。 黒岩:いや、だからそれでよろしいんですね。 高木:安倍くん。 安倍:いや、今ですから最初に答弁させていただきましたのは、28年、29年、30年。 黒岩:いやいや。委員長。だから1人当たり8000円で、3000円補填でいいんですね。 安倍:いや、今その説明させていただいておりますので、最後まで聞いていただきたいんですが、28年、29年、30年、元年、それぞれ人数も違いますし、掛かった費用も実は違うわけでございます。ですから、それを通年、全て、4年間まとめて幾らだったかということではなくて、毎年毎年それは違うわけであります。別にごまかしているわけではなくて、28年がどうだったか、29年がどうだったか、30年がどうだったか、元年がどうだったかということで、今お話をさせていただいるわけでございまして、そしてそのときの参加者で割ればその年々の、これは1人頭幾らだったかということが出てくるわけでございます。 ただ、質問通告いただいておりませんので、その詳細は1人頭幾らだったかということについて私の手元にはないのでございますが、それはとのときの参加人数で割れば出てくるということなんだろうと、こう思います。 黒岩:委員長。 高木:黒岩くん。