『頭部がたくさん並んでるよ』 女性医師の不適切投稿、統括院長が“3度目”謝罪も… 「もう遅いよ」「なぜ最初から…」炎上やまず
医師で「東京美容外科」の統括院長で医師・麻生泰さんが26日、X(旧ツイッター)を更新し、同院勤務の女性医師がSNSに不適切な写真を投稿した問題について、あらためて”3度目”の謝罪をした。 ◆不適切投稿をした女性医師【写真】 女性医師はグアムでの解剖実習時の様子として、「fresh cavader解剖しに行きます!」「頭部がたくさん並んでるよ」などの文言とともに、献体の前でピースサインをする写真などをブログに投稿した。この行為があまりに倫理観が欠如しているとして、ネットが大炎上。女性医師は23日にブログで謝罪し、投稿を削除した。 麻生さんはXで、女性医師の行為は不適切で謝罪をした一方、「動機は善で、彼女に他意はありません」「炎上でトカゲの尻尾切りのように解雇する事はできないと判断しました」と投稿し、反省がみられないなどと、ネットでまた炎上した。 この投稿は、今回更新時には削除された。その上で、「当院医師の不適切な投稿がございました。あらためて深くおわび申し上げます」と謝罪。 献体をした人や遺族への敬意の不足、医療関係者に対する信頼を失墜させたことなどの反省を示した。女性医師については、「本来は医学生がわきまえているべき倫理観が欠如している行動」と断じた上で、教育の徹底により同じ過ちを起こさぬよう誓う言葉を連ねた。 この投稿には、「もう遅いよ…」「なぜ、最初からこうしなかったんですか?残念です」「初手で、この文章がほしかったです」「はじめからこういうポストでなければならなかったと思います。言い訳や正当化と思われるようなポストは逆効果になるので」などと厳しい反応が目立った。 【麻生さんの投稿の全文は以下の通り】 グアム大学解剖セミナーにおける当院医師の不適切な投稿がございました。あらためて深くおわび申し上げます。 御献体をしてくださった方々への敬意が明らかに欠けておりました。本当に申し訳ございませんでした。心からおわび申し上げます。 またご遺族の皆さま、これからご献体を検討してくださっている皆さまに対しても多大なご心配をおかけしてしまうことになりました。本当に申し訳ございませんでした。 さらに今回のことで医療関係者に対する信頼を失墜させてしまいました。特に解剖に携わりながら医学、医療を発展させようとしていらっしゃる医療関係の皆さまに多大なご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ございませんでした。 今後、当院医師が同じ過ちを起こさないよう細心の注意をはらってまいります。本来は医学生がわきまえているべき倫理観が欠如している行動でした。「患者さんを助ける」という医学の根本に立ち返りながら、倫理面の教育を徹底してまいります。 本当に申し訳ございませんでした。
中日スポーツ