大阪府・吉村知事が定例会見5月12日(全文3)府の会場ではモデルナ製を使う予定
予約システムをどう管理するつもりなのか
時事通信:時事通信の【今泉 01:06:34】といいます。大阪府が検討しているワクチンの大規模接種についてですけれども、どのようにして、例えば大阪府が設置する場合、府内の市町村全てから受けにこられると思うんですけれども、その場合、1回目を打って2回目を、1回目を自分の住んでいる市町村で受けて、2回目を府のやる大規模接種会場で受けるとか、予約状況、2回接種することを過不足なく進めるための予約システムの管理をどのようにするのか、現状考えていることをお教えください。 吉村:大阪府で検討している大規模接種会場で使うワクチンは、モデルナのワクチンを予定しています。市町村はファイザーを使いますので、市町村の方が、1回目はファイザーで2回目はモデルナということは、これはないわけですから、そういった意味でそこが重なることがないように、モデルナを使ったもので1回目、2回目とも、1回目に大阪府のワクチン接種会場に来ていただいた場合は2回目も大阪府のワクチン接種会場。 あるいは、モデルナを使うのは、国もモデルナを使うというふうに言ってますし、大阪市の大規模接種会場もモデルナを検討しているということですから、そういった、この3カ所の接種会場の中でのあれはあるかも分かりませんけど、ただ予約の仕方として1回目を受けにこられた方の2回目の予約の方法というのをきっちり確立させることで、1回目、2回目とも同じ接種会場で受けれるようにはしたいというふうに思っています。市町村とは使うワクチンが違うというふうにご理解いただいてもいいんじゃないかと思います。 司会:次の方。ほんなら1つ前、はい。
水害発生時、避難所に入れない人が出る可能性はないか
大阪日日新聞:すいません、大阪日日新聞の椎葉でございます。2点あります。1点ずつちょっとお伺いしたいと思います。今日ですけれども、今日かな、間違えてたらすいません。九州の南部が梅雨入りしたと思われます。で、梅雨入りしたということは大規模な水害ということが発生する可能性もあると。大規模な水害ですね。今この状況の中で、例えば京都などでは避難所に最大人数が入れない可能性もあるというふうなことを検討されています。大阪府の場合はどういうふうな状況になるのか。もちろん今の変異株の影響もあると思いますので、そこら辺の検討というのは進めていかれる考えでしょうか。 吉村:ええ。これはもう事前に検討していますので、このコロナ禍において大規模災害が起きたとき、避難所をどうするのか、これは市町村に対してもこういうやり方でいきましょうということを、もうずいぶん前に協議、調整をしている、済みの項目です。で、避難所の設置については基本的に市町村が行うと。これは僕も大阪市長をやりましたから、よく分かりますけども。市町村において避難所を設置するわけですが、そこでいろんな、発熱チェックだとか、そういったことでちょっとでも疑いがある方は避難所の別室というか、そういったことを確保する。そして、そういった状況じゃない方でも一定の距離を確保すると。そして、そうすると、避難所の収容の人数というのがやっぱり限られてきますから、例えば旅館とかホテルとかと提携して新たな、これまでの学校とか、そういう典型的な避難所だけじゃないところを確保するということを今どんどん市町村で進めてもらっていますので。 そういった意味ではコロナ対応の災害対策というのは現状、進んでいるところだとは思います。ただ完璧? と言われると、そうかどうかという観点はありますから、これから水害の時期にも近づいてきますので、ここは市町村とも連携を取りながら、常にコロナの状況だということも意識した上で危機管理等、共有をしていきたいと思います。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月12日 全文4に続く