大阪府・吉村知事が定例会見5月12日(全文4)制度を組み立てても、最後はお願いベースに
大阪府の吉村洋文知事は12日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「重症・軽症問わず、コロナ病床は依然として厳しい状況」大阪府・吉村知事(2021年5月12日)」に対応しております。 【動画】「重症・軽症問わず、コロナ病床は依然として厳しい状況」大阪府・吉村知事(2021年5月12日) ◇ ◇
収容人数などの確認をすべきでは
大阪日日新聞:ちょっと心配だったのが、ワクチン接種の集団接種会場などが例えば避難所とかぶる可能性とかいうのもあると思うので、その収容人数等々の確認というのをされるべきなんじゃないかなと思いますけど、そこら辺はどうですか。 吉村:ただ、これはもし本当に水害が起きるというときになったら、もうワクチン接種はいったん中断するということになるんだろうというふうに思います。言ってもパーティションとか、一定の設備ですから、そういった意味ではその地区での、どうしてもここは避難所と兼ワクチン接種場所が重なっているようなところについては、もし水害が、災害が起きれば、これはいったんワクチン自体を中断するという、災害対策を優先するということになるだろうと思います。 司会:よろしいですか。
「さざ波」ツイートをどう受け止める
大阪日日新聞:すいません、もう1点なんですけれども。今、危機的状況にさらされておられる、知事も含めて非常に現場は苦慮されていると思うんですが、嘉悦大学の高橋洋一教授のほうが、これをさざ波というふうな表現をされていたと思います。それについて知事はどういうふうな受け止めをされていますでしょうか。 吉村:高橋教授は海外との感染状況の差を指摘したんだというふうにも思っています。その表現方法とかいろいろ議論になっているんですけども、ちょっともうここは高橋先生に聞いていただかないと、僕自身が、これがどうこうというのは、もう高橋先生に聞いてくださいというふうに思います、意味とか趣旨については。 司会:よろしいですかね。そしたら、はい、ほかの方。 吉村:ただ、医療としては本当に逼迫してる状況で、海外とのいろんな比較はあると思うんですけど、医療体制という意味では、これは大阪だけに限らず、今ほかのエリアでも少し感染が増えてるところもありますけど、医療が本当に潤沢で大丈夫だというとこはほとんどないと思います。それはなんでなのっていう議論は、これは本当に本質的な議論っていうのは、どこかでやっぱりやるべきだと思うんですけど、でも現状は確かにここのエリアは医療が十分だというところはないわけで、そういった意味では感染を抑えることにご協力をお願いしたいと思います。高橋先生のことについて何か僕がコメントすることはないです。 大阪日日新聞:少なくとも表現として、さざ波というのは、あまり今の大阪の状況では当たらないですかね。 吉村:別に高橋先生は大阪の状況を捉えて言ったわけではないと思うので、大阪の感染状況は厳しいというのが今の僕の認識です。 大阪日日新聞:ありがとうございます。