大阪府・吉村知事が定例会見5月12日(全文3)府の会場ではモデルナ製を使う予定
国の接種センターは電話予約ができない模様。受け止めを
朝日放送テレビ:あと多くの府民が利用されることになるであろう国の大規模接種センターに、予約方法の概要といいますか、なんとなく明らかになってきている中で、電話予約ができないという方向で今調整されているようなんですけども、この電話予約ができないことに対することについて、ちょっと受け止めをお願いできますでしょうか。 吉村:これはロジも含めて、予約を含めて、最も適切な方法というのを国が今検討されていると思っていますし、これは国が決めていくというふうにもお聞きもしていますので、ちょっとここは、場所は府立国際会議場というのをご提案させていただいて決定されたわけですけど、実際の運営はもう全て国がやっていくことになりますので、大阪府として、決定事項については報告を受けますけど、何かそれに対して意見をしたり、どうこうということはやってないですし、ここは国が適切に判断されると思っています。 朝日放送テレビ:もう1点だけ。府の、都道府県でワクチンの接種主体になれないかというのを国に要請されていたかと思うんですけども、その辺りについての進捗についてはいかがでしょうか。
スケジュール感は示せるか
吉村:これは前々回の知事会ぐらいから僕自身が申し上げて要望書も出してきました。国においては、かなり前向きに検討もしていただいてますし、5月の7日だったかな、通知が来て、その意向がありますかという意向調査も来ましたから、そういった意味では、これはモデルナのワクチンを使って、都道府県において大規模接種会場を検討される場合はちょっと回答してくれという意向調査が来ましたので、国としては非常に前向きに、この設置について進めているというふうに思いますし、それについて費用の支援、補助する予定ということも聞いていますから、これは国として認める方向で今動いていると思っています。ということを前提にわれわれも今、検討中です。 朝日放送テレビ:その辺りのスケジュール感みたいなものというのは、お示しいただけるものでしょうか。 吉村:これは国が最終いつ決めるかというのは、今、回答を出したところなのでちょっと分からないですけども。回答期限が、5月の13日までに出してくださいということですから、それを踏まえて、国として判断することになるんだろうというふうに思いますし、われわれとしては、これはもう認められるということを前提に今、下準備をしているところです。ただ、今、大阪府というのはやっぱり都道府県で、本来、接種主体というのは市町村ですから、市町村の補完的な役割。市町村を支援していく。これが最も重要な役割だと思っていますので、今まさに市町村が動きだしたところです。 なので、その市町村の接種ができるだけうまくいくように、いろんな情報の取りまとめだとか、支援であったり、あるいは国に対する要望、そういったことをしっかりやりながら、補完的に、ただ、できるだけ早く、これはある意味、市町村の理解も得ながら都道府県としての接種主体、大規模接種会場、これは府民の皆さんに早く届けるようになる1つの選択肢ができるわけなので、そこを今、下準備を進めているという状況です。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:次、お願いします。そしたら、こちら。