冬の嵐で米東部諸州は大雪 国葬準備が進むワシントン
コロンビア特別区、1月7日 (AP) ― アメリカ大陸を東進する発達した低気圧の影響で1月6日、北東部に強い寒気が流れ込み、首都ワシントンを中心にメリーランド州やバージニア州では大雪となっている。 連邦議会議事堂ではこの日、上下両院の合同会議が開かれ、混乱もなく2024年大統領選挙の結果が確定された。 また、首都周辺の主要道路や連邦議会議事堂、ホワイトハウス、ワシントン記念塔など市内の観光名所周辺では除雪が続いており、ワシントン大聖堂では、今週に予定されているカーター元大統領の国葬の準備が進められている。 首都に隣接するバージニア州では、5日の午後4時から6日の午前4時までの24時間に、すべてが大雪に関連したものではなかったが、200件を超える交通事故が発生。リッチモンドではトラックが木に激突。シートベルトを装着していなかった32歳のドライバーが死亡する事故が報告されている。 雪は7日にかけても降り続く見込みで、作業員が道路の除雪を続けるため、当局はどうしても必要な場合以外は車の運転を控えるよう呼びかけている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)