米五大湖地方に大雪の予想 「レイクエフェクト」降雪警報
ロービル、ニューヨーク州、12月3日 (AP) ― ところによって既に約122cmの積雪があった米東部ニューヨーク州北西部は、今後さらなる大雪が降ると予想されている。 雪は11月29日から降り始め、オンタリオ湖の東にあたるところによっては、青空が見えた12月2日までに114cmかそれ以上積もったところもある。 ニューヨークとペンシルベニア、さらにオハイオの3州には3日の夜まで、「レイクエフェクト」による降雪警報が出ている。 気象予報士によれば、五大湖地方の一部では2日、新雪が降ったが、今週はさらに大雪が見込まれるという。 ミシガン州西部では一晩中雪が降り続き、2日には最大30cmの積雪が予想されており、4日と5日にはさらに雪が降り、突風と氷点下の気温が予測されている。 「レイクエフェクト」は、北から暖かく湿った空気が五大湖を吹き抜け、より冷たく乾燥した空気と混ざり合い、陸地に狭い帯状の重い雪を降らせる。このため、同地方の南にあたる米国側では大雪になることが多い。 (日本語翻訳・編集 アフロ)