小池都知事が定例会見5月14日(全文2完)政局絡みで語られるのはいかがかと
あらためて五輪への意気込みを聞きたい
ニッポン放送:ニッポン放送の宮崎です。よろしくお願いします。オリンピックについてなんですけれども、賛否いろいろな声が出ているという中で、一方で池江選手をはじめ、アスリートの方が板挟みのような状況に今なっていまして、オリンピックに向けて頑張るみたいな声を上げにくいといった状況になっています。大会まで70日というところで、非常に異様な空気感というのになっているかと思うんですけれども、知事、これまでアスリートの皆さんといろいろ接点もあったかと思うんですが、こういった空気についてどう思われているか。 それから知事が親しいジャーナリストの鈴木哲夫さんなんかも、知事が黙り始めると何か起きるんじゃないかということで、最近知事がオリンピックに対する発信というか発言というのをあまり積極的にされていないというようなことも弊社の番組で指摘なんかされているんですけれども、ちょっとオリンピックについてあらためて知事の意気込みというものを聞かせていただきたいんですが、お願いします。 小池:先ほど申し上げましたようにコロナ対策、福保局、もう本当に昼夜分かたず、また病院もそうでありますけれども、都民の健康と命を守るべく、その役目を大きく果たしてもらっています。 オリ・パラ局、こちらはもう何年も掛けて準備をしてきているということで、アスリートの皆さんとの連携を取りながら準備を着々と進めて、先週も7つテスト大会を行ったわけでございます。海外を見回しましても大谷選手の活躍であったり、錦織選手の活躍であったり、いろんな状況の中でスポーツ大会は開かれているというのも現実であります。 そして、政局絡みで語られるのはとても私にとりましていかがかと思いますね。政策についてはしっかりお答えもし、そして進めてまいりますけれども、それと大会の開催を絡める、ましてやアスリートの皆さんを絡めるというのは、私はいかがなものかと思います。 やはりこの2020大会、1年延期をしておりますけれども、しかしながら安全・安心をどうやって担保するか、まさに今IOC、組織委員会、国、挙げて対策を講じ、そして何よりも感染しない・させないということの都民のご協力あってこそのこのコロナ対策でございますので、これらをしっかりと進めていくということについては、これは変わることはございません。もうその一言に尽きます。今日、記事も出ていますのでお読みいただければと思います。ありがとうございました。 司会:本日の記者会見、終了しました。本日の記者会見は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見5月14日