小池都知事が定例会見5月14日(全文2完)政局絡みで語られるのはいかがかと
国との休業協力金の調整はどうなっている
日本テレビ:日本テレビ、中丸です。緊急事態宣言、延長期間に入りましたが、大型商業施設への休業の協力金について、まだ都のほうからの発表がないと思います。以前、知事は国からの補助率がこれまでと違って下げられた等々の発言をされておりましたが、すでに12日から延長期間に入ってて、まだ協力金の金額が固まらないとなると事業者にも不安が生じるかと思いますが、国との調整、その後どうなりましたでしょうか。 小池:事務方が、今、その調整も行っております。免責要件であるとか、それからテナントさんに対しての要件であるとか、細かい部分で詰めを急いでいるところでございます。それらを踏まえて、できるだけ早く皆さんにお伝えできればというふうに思いますが、今回、休業要請という形でお願いをしております業界でいらっしゃいます。ぜひともご協力をいただくことを、まずもってお願いを申し上げたいと思います。はい。
五輪専用病床に首都圏知事から否定的反応。受け止めを
朝日新聞:朝日新聞の采澤といいます。知事に2点お伺いしたいと思います。まず1点目なんですけれども、東京五輪の専用病床に関することになります。大会組織委のほうで東京五輪が開催された際の選手や大会関係者向けの専用病床、これを用意してほしいというふうに首都圏の知事、首都圏の県に対して要請があったようです。首都圏知事からこれに対して否定的な反応が相次いでおりまして、基本的に県民に優先するような形は取らないというような声が出てきております。こういうような首都圏知事の反応に対する受け止めと、東京都としてはどのように進めていくか、この点まずお願いできますでしょうか。 小池:まずこの大会時に選手、関係者にとって必要な医療提供の体制を確保する、それと都民の命、健康、それを支える地域の安全・安心な医療体制を守る、共に重要なことでございます。大会時のコロナ対策については調整会議の議論を踏まえまして先月に公表した、先ほども申し上げましたプレイブックでありますが、ここで徹底した水際対策であったり、それから検査などの健康管理の徹底など、安全対策を図ってまいります。 それに対して大会時については先ほど冒頭に申し上げましたように、選手、関係者の安全・安心な大会のための医療救護体制、この確保と都民の命の健康と、それぞれを支える医療体制を守るということは言うまでもなく重要でございます。大会に必要な医療スタッフについても、海外観客の受け入れを行わないということになっておりまして、関係者の大幅な削減などで減少することも見込まれている中で、それらの精査も行いつつ進めていくということであります。 朝日新聞:首都圏知事の否定的な捉え方に対する受け止めは。 小池:伝え方にもよるかと思います。それぞれ内容を見ますと、対応をしっかりされることだと期待をしております。 朝日新聞:もう1点は休業要請に関することなんですけれども、先ほどの読売さんの質問に関連するんですが、東京都と国のほうで今回の対処方針に基づいて、結局休業要請をしているのは東京都になります。知事としては。 小池:休業要請でも幾つかありますけど。