WEC、ELMSで活躍する木村武史が2024年も盛大にクリスマスパーティを開催。本業、レースで繋がる人々が一夜を楽しむ
12月21日、東京都港区のウォーターズ竹芝アトレ内にある『BANK30』で、WEC世界耐久選手権やELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズで活躍する木村武史が、毎年恒例とも言える『RUF×CARGUY×SEAGUY クリスマスパーティ』を開催した。木村の本業である株式会社ルーフで交流がある人々はもちろん、モータースポーツで繋がりがあるゲストなど1,000名を超えるゲストが竹芝を訪れ、年末のひとときを過ごしている。 【竹芝に展示されたメルセデスAMG ONE】 ジェントルマンドライバーとして、世界の頂点を目指し戦っている木村。ドライバーとしてはもちろんのこと、10月には日本に8台しかないメルセデスAMG ONEを購入するなど、カーコレクターとしても知られている。 そんな木村は、毎年自らが社長を務める収益不動産を手がける株式会社ルーフ、そしてスーパーカー/モータースポーツのプロジェクトであるCARGUY、さらに6月にはWECで繋がりができたレクサスLY650を購入し新たなプロジェクトSeaGuyを立ち上げるなど仕事に趣味に全力を尽くしているが、これらの繋がりがある人々を招き、毎年11~12月に盛大なパーティを催している。あるときは六本木で、またあるときは小山町に購入したCARGUY御殿場工場を使ったりと、さまざまな催し物とともに、繋がりがある人たちを盛り上げている。 2024年オフの舞台に選ばれたには、東京都港区のウォーターズ竹芝アトレ内にある『BANK30』。ウォーターズ竹芝に隣接する施設だが、会場にはレクサスLY650が寄港。会場前にはメルセデスAMG ONE、木村と言えばお馴染みのフェラーリF40など、木村が所有するスーパーカー、さらに2台所有するGRヤリス、また2023年にWECを戦ったフェラーリ488 GTEが展示されるなど、東京の真ん中とは思えない雰囲気が作られた。 15時からオープンしたパーティでは、BANK30の施設を使い、ボードゲームやカードゲームに興じたり、フェラーリ488 GTEを使ってのタイヤ交換体験、人数限定ながらレクサスLY650のクルーズ体験、ZENKAI RACINGの協力によるレーシングシミュレーター体験ができるなど、CARGUY、SeaGuyの魅力が詰まったものとなった。食事も盛りだくさんだ。また会場の進行はレース界ではおなじみ、ピエール北川アナウンサーと英美里さんが務めた。 さらに、18時からはマジックショー、さらに元モーニング娘の加護亜依さん、m-floのLISAさんのライブが会場で行われるなど、内容は豪華そのもの。LISAさんはこういった企業イベントに出演したことはないというが、木村との友情で出演したという。BANK30内では深夜までシミュレーター大会も行われている。ビンゴ大会も「たぶん総額6000万円くらい(木村)」という超豪華景品が用意されている。かつてバブルの頃はこういったイベントはモータースポーツ界にもあったと聞くが、最近は珍しい。木村にかかった費用を聞くと「1億2000万円くらいじゃないでしょうか」という。 1,000名超えのゲストが訪れてのクリスマスパーティだが、「リピーター率が高いですから(笑)。とにかくみんなで楽しく、カッコ良くやりたいというだけですよ。使命感も何もありません」と木村。 「こういうパーティをやって楽しい時間を過ごすことができれば、それが結局またプラスになるんですよ。まあ理解してもらおうとも思っていないんですけどね(笑)。取引先の方と楽しむだけですが、こういうことをする人がいてもいいと思っています」 逆に言えば、木村のビジネスマンとしての魅力、そしてクルマ好き、ドライバーとしての魅力があってこそこれほどの人が集まり、実現するパーティでもある。2025年も木村はクルマ好きに多くの話題を提供してくれそうだ。 [オートスポーツweb 2024年12月21日]