大阪府・吉村知事が定例会見2月4日(全文2)基準満たせば本部会議を開催したい
重症病床使用率が何%なら解除してもいいのか
毎日放送:毎日放送です。先ほどの質問とも関連するんですけれども、宣言解除の基準について、新規陽性者数だけじゃなくて病床の逼迫度合いも考慮するっていうお考えだと思うんですけれども、具体的に、例えば重症病床使用率が何%ぐらいだったら、仮に基準に達してなくても陽性者のほうの条件がクリアしているので解除してもいいという考えに至りますか。 吉村:2つの基準を設けていまして、1つは陽性者数、そしてもう1つは重症者の60%未満というのも、一応orの形で基準は作っています。これはandではないという前提でやっています。その中で、病床の逼迫度合いというのは当然、これは頭に入れなきゃならないものだと思っています。これはじゃあ何%なのかっていうのは、別にそこに具体的な基準というのがあるわけではないと思っていまして、やっぱりその確度が、どのぐらい減っていっているのかということも踏まえながら、基準として入れた専門家の意見を聞くというのが1つのこれは判断基準の中に入っているわけなので、専門家の皆さんがどうおっしゃるのかというのは僕もまだ分からないわけですから、専門家の皆さんがどうおっしゃるのかというのを踏まえた上で判断をしたいというふうに思っています。 毎日放送:例えばきのうの重症病床使用率は70%ちょうどぐらいなんですけれども、その数字だけを見るのじゃなくて、そこもやっぱり専門家の意見を踏まえてということでしょうか。 吉村:そうです。専門家の皆さんには病床の使用率だけじゃなくて、この感染減少の傾向というのも当然把握はされていると思いますから、専門家の皆さんはその先どういう病床になってくるかも、すぐこれは分かる話なので、そういったことも含めた上で。ただ、経済の場で生きている皆さんではありませんから、そこは僕がよく考えなきゃいけないというふうには思っています。だから医療の専門家、現場の専門家が、現場の専門家というのはまさに現場で治療に当たられている方も入っていただいていますから、そういった方の意見、どんな意見が出るか分かりません。その意見を踏まえた上で僕自身も最終の判断をしていきたいというふうに思っています。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。