大阪府・吉村知事が定例会見2月4日(全文3)目標がないとただの井戸端会議に
大阪府の吉村洋文知事は4日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府、40才以上の自宅療養者に「パルスオキシメーター」配布 吉村知事が定例会見(2021年2月4日)」に対応しております。 【動画】大阪府、40才以上の自宅療養者に「パルスオキシメーター」配布 吉村知事が定例会見(2021年2月4日) ◇ ◇
数値が悪化すればすぐ入院できる状況か
読売新聞:きのうの新規陽性者は244でしたけども、今日の規模感というのは知事の耳に入っていますでしょうか、すでに。 吉村:いや、まだ入っていませんが、今、調整中、調整というか、数を送っている最中だというふうには聞いています。ただ、すごく大きな数字であればすぐ入ってきますので、そういう数字ではないだろうと思っています。 読売新聞:あと発表項目なんですけども、医療の逼迫下においても、入院調整に入って、翌日には入院先が見つかる状況というふうなことをこれまでおっしゃっていましたけども、パルスオキシメーターで一定の数値になれば状態により入院調整となっていますけども、すぐに、数値が悪くなればすぐに入院できる状況にあるというふうな理解でよろしいですか。 吉村:ええ、そういう状況だと、入院すべき人は入院するという状況だというふうに思っています。 読売新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。
副作用が起きたら、かかりつけ医に対応できるか
読売テレビ:読売テレビの【タダ 00:37:56】と申します。すいません、かかりつけ医でワクチンの接種という話があったと思うんですが、副作用というのが起きたときに結構、かかりつけ医だと対応ができないという懸念があると思うんですけれども、そういった点というのは知事、受け止めはいかがですか。 吉村:きのうのワクチンの連絡会議でその点がテーマになりまして、方向性も決定をいたしました。かかりつけ医でワクチン接種するときの課題っていうのが幾つかあって、そのうちの1つの課題が副反応、アナフィラキシーショックが出て、それが強いものが出たときの対応をどうするかということです。今、20万人に1人というふうに一部報道もされていますけども、割合はものすごく少ない割合ですけど、でも少なからず、少なからずというか、その割合で一定、出る可能性があるとなったときに、やはり安心してワクチンを受けていただけるために、きちんとした制度というのを構築しておくべきだというのが僕の考え方です。 ですので、もしワクチンを打って副反応が出たら、例えばそのエリア、医療圏においては、ここの病院にすぐ救急で連絡したら搬送される、その準備を整えておく。そこを医療関係者間で共有しておくと。クリニックの先生もそうだし、もしアナフィラキシーショックが出たらすぐに119番して、119番の救急車はこの病院へすぐ運ぶということをすれば、適切な対応をすれば命に大きく関わるというのは今のところ報道では、対応すれば大丈夫だというのも報道としてはあります。これは、僕は医者じゃないからそこは100%のことは言えないですけども、そういう報道。つまり適切に対応すれば、すぐすれば対応できるということなので、その適切に対応できる仕組みをつくります。 おそらく、これから詰めていきますが、中身としたらそういった後方支援病院というのを特定していって、そしてもしアナフィラキシーショックが出たらすぐその病院に運ぶ。その病院はもうそういった患者が来ることを想定して対応準備をしておく。それを医療圏ごとにつくっていく。そういった安全な、安心できる対応、これを大阪府で構築していきたいと思います。もうきのう、その方向性は定めたので、今は具体的に事務方のほうで医師会とも協議しながら、病院協会とも協議しながらその体制づくりに入りました。