大阪府・吉村知事が定例会見2月4日(全文5完)話の長い短いに男女差はない
大阪府の吉村洋文知事は4日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府、40才以上の自宅療養者に「パルスオキシメーター」配布 吉村知事が定例会見(2021年2月4日)」に対応しております。 【動画】大阪府、40才以上の自宅療養者に「パルスオキシメーター」配布 吉村知事が定例会見(2021年2月4日) ◇ ◇
要請を全部解除できる時期はいつだと考えているのか
関西テレビ放送:また、松井市長に関しては、全面解除については高齢者のワクチン接種が終わる6月末ぐらいを考えているというふうな言い方もされているんですけれども、知事として実際に、この時短営業であったりとか、こういう対策をいったん全部外せるっていう段階はいつになったら来るとお考えでしょうか。 吉村:それは陽性者がどうなるかですよね。それは陽性者がどうなるかって、いろんな専門家もいろんなシミュレーションをするんですけど、当たったためしがないので、これはちょっと分かりません。それが本当に圧倒的に少なくなってくるならば、やっぱり社会経済は、警戒もしながらも動かしていくべきだと思うし、増えてきたらやっぱり対策を取っていくと。その繰り返しをできるだけ、繰り返しというか、それをできるだけ、最もいいバランスのところを進めていく必要があるんじゃないかというふうには思っています。 高齢者の皆さんへのワクチンの接種が完了する、あれは徐々に増えていくわけなんですけど、そこは、高齢者の皆さんのワクチン接種が始まって以降徐々に増えていくっていうのは非常に、まさにゲームチェンジャーになりうる要素だというふうに思っています。
高齢者のワクチン接種が何よりまず重要
現状を見ましても、やはりお亡くなりになられる方の平均年齢は78歳です。やっぱり圧倒的に高齢者の方がお亡くなりになるリスクが高いし、重症でも高齢者の方の重症率が圧倒的に高いですから、まずは高齢者の皆さんにワクチンを行き渡らせて、そういった死亡リスク、そして重症病床が、逆に言ったらそこで埋まってくることも少なくなってくるから、ほかの治療なんかもあるわけじゃないですか、ICUとかになると。そういった意味では、やっぱり高齢者の皆さんのワクチン接種というのが何よりまず重要だろうとは思っています。そこに至るまでの対応については、そのときの陽性者数っていうのを、感染の波っていうのをなんとか把握しながらバランスを持って進めて、両立を目指していく必要があるんじゃないかというふうに思いますね。 ただ、僕が、これは僕の私見なんですけども、気を付けるべきタイミングっていうのがなんか少し見えてきたなというふうに思ってまして。これは専門家の意見でもなんでもないですよ、僕の私見ですけど、1年間やってきて。増えるときは一気にぐっと増えるんです。いくら少なく抑えてても、増えるときはぐっと増えます。第2波もまさにそうでした。増えるときのタイミングっていうのを振り返ってみると、ちょうど、まず4月の頭、1回目の緊急事態宣言。感染のピークは3月末だったんじゃないかというふうにもいわれています。これって時期で言うと、ちょうど卒業とか、日本人の行動様式を見ても、卒業とか就職とかで人が大きく動くタイミングなんですね。 で、夏に一気に第2波が来ました。これってピークは8月、陽性者ベースのピークは8月の上旬でしたけれども、感染者ベースでいくと7月の末ぐらいが感染者ベースのピークでした。これってちょうど夏休みに入ったタイミングなんです。この第3波っていうのは、今、感染者ベースで分析すると12月30日辺り、ここが感染のピークです。実際の陽性の把握のピークは1月の5日とか6日とか、あの辺り。7日。これは全国的にもそうなんですね。それは結局、クリスマスから年末にかけて人が大きく動く時期。 どうも、これは僕の私見ですよ。また僕がこれ言って、なんかネット記事に書かれて、また吉村が適当なこと言うてるとか言われるかもしれない。私見だと言っておきますが、専門家の意見でもないし。そこに、人が大きく動くときが、ものすごく僕はケアしなきゃいけない時期なんじゃないのかなというふうに思います。