小池都知事が定例会見3月19日(全文1)リバウンドさせてはいけない
オリパラ5者協議にどう臨むか
時事通信:では幹事社から2問質問させていただきます。東京五輪・パラリンピックの5者協議が、あす行われるという報道が出ております。新型コロナウイルスの感染状況というのは、いまだ厳しい状況にありますが、知事は協議にどう臨むのでしょうか。また、来週25日には聖火リレーが福島県でスタートしますが、知事ご自身は出発式には参加されるのでしょうか、お願いします。 小池:まず5者協議の開催については近く行う方向で調整中であります。そして安全・安心な大会に向けて関係者が一体となって検討を進めていくための、そのような会議になればというように考えております。 それから来週の25日からいよいよ聖火リレーがスタートするわけでありますけれども、福島県のJヴィレッジがスタート地となります。ずっと7月23日までの121日間、組織委員会、47都道府県、スポンサー、一体となって、まさにオールジャパンでこの聖火というともしびを順番につなげていくということであります。そもそも今、密にならないようにとお願いしているわけでありますので、この聖火リレーについても安全・安心なリレーとなりますように、ご覧いただく、観覧される方もこういった点にお気を付けいただくような、そのような対策を取っているところであります。そしてグランドセレモニーが福島で行われる件につきましては、私の出席については現在調整中ということであります。
LINE活用の今後の方針は
時事通信:ありがとうございます。もう1問お願いします。通信アプリのLINEで、利用者情報が中国の子会社から閲覧可能になっていたということが今週判明しました。東京都は新型コロナの自宅療養者の健康観察や、その他さまざまな事業でLINEを活用していますが、知事は今回の事態の受け止め、どう思っていらっしゃるのかということと、都の今後の方針があれば教えてください。 小池:このLINEというのは非常に、皆さんも使っておられるんだろうと思います。使い勝手がいいということで、かなり多くの方々がお使いだというふうに認識しております。東京都でも各局でLINEを利用している事業がございまして、現時点で事業に、今回明るみに出たことによって支障があったかどうかということで、この報告が上がっているのか確認しましたところ、その点については報告は上がってはおりません。国から実態調査の依頼も来ておりまして、国による事実確認、また同社、LINE社の動向には注視をしていきたいと考えております。さまざまな形態で利用しているわけでありまして、必要な、具体的な情報についてしっかり確認をしていきたいと考えております。 そして今、LINE社のほうからどうなっているのかなどについて、それぞれ活用している自治体にも連絡が来ているところで、まさに今その会議なども行われている、この時間というふうに聞いておりますので、よく確認をしながら、どういう対策を取っていくのかについて決めていきたいと思っております。ちなみに東京都として広報・公聴目的で使用している公式アカウントは5つになっております。今、そのほかの事業で個別に使用している例があるかもしれませんので、その点は現在、調査中ということであります。 時事通信:それでは各社の質問に移りたいと思います。質問される際は挙手をして、知事に指名されたあと、社名と氏名を名乗った上で質問してください。お願いします。