小池都知事が定例会見3月19日(全文1)リバウンドさせてはいけない
都議会の構図が変化しているが
東京新聞:東京新聞の松尾と申します。お願いします。都議会に関連をして2つまとめてお尋ねをさせてください。本日、先ほど自民党と公明党の都議会の幹事長さんが政策協定に関する記者会見を開かれました。一方で、知事が特別顧問をしておられる都民ファーストの会と共産党さんが、2本の議員提出条例案を巡って協力をする動きが出ています。従来の都民ファーストの会と公明党で小池知事の都政運営を支えるという構図に変化が生じてきていますが、この件について知事のご感想や今後の対応がありましたらお聞かせください。 併せて2つ目になります。先ほど自民党と公明党の幹事長さんが記者会見をされた際に、知事のコロナ対応について質疑がありました。その際にお2人からは、一定の評価をしつつも、自民党さんからは、ややパフォーマンスのきらいがあるのではないか、公明党さんからは国との連携が必ずしも十分ではないのではないか、そういった旨の発言がありました。この発言について、指摘について、知事の感想や反論がありましたらお聞かせください。 小池:議会でいろいろなやりとりをされておられることについては、議会が活発に動いておられる証左だと思います。議会でお決めになることは議会でお進めいただきたいと、このように思います。それから自民党と公明党の動きということでございますけれども、それぞれ今回の、今、開会中であります予算を巡っての審議も含めて、いろいろご意見もいただいているところでございます。それらをしっかりと受け止めながら、コロナというのは会派を問いません。都議会と、そしてまた都庁と、しっかりとこのオール東京で取り組んでいくべきものでございますので、ましてや22日からというのは非常に重要な、リバウンドさせない時期でございますので、これらを有効に、そしてまた、都民の皆さんにしっかりと伝わるようにしながら進めていきたいと、こう考えております。