大阪府・吉村知事が定例会見2月9日(全文3)SNSを使った情報収集は非常に重要
いろんな情報が錯綜するのがSNSの世界
また、これは僕、大阪市長からずっとやってたことなんですけど、SNSを使った情報の収集、これは非常に重要だと思っています。皆さんもメディアで、「みんながカメラマン」だったかなんか見ましたけど、あれもうまいこと言うなと思って見てたんですけど、やっぱりそこで起きてるリアルタイムの情報をその現場の人が発信して、それをSNSで瞬時に把握できるというのはすごい仕組みだと思っています。 ただ、気を付けなきゃいけないのが、もう、えせの情報、うその情報とかデマというのもSNS上はいっぱい出てきます。また、いろんなバイアスがかかって、この人が好きだから、この人が嫌いだから、いろんなバイアスがかかって、いろんな情報が錯綜するのがSNSの世界でもあります。その中で、だからといってSNSを拒絶するんじゃなくて、SNSの中でも非常に有用な情報というのはたくさんあるんです、特に災害の現場においては。こういうことが起きていますという情報がたくさんあるので、そういったメガ情報をきちんと分析をして、この分析は専門会社にやってもらわなきゃいけないし、それはやってもらうんですけど、専門会社が分析をして、これは正しい情報だなっていうのをピックアップして、その情報を受け取ることによって大阪において短時間で、できるだけリアルタイムで被害の状況が把握できると、これに役立てていきたいと思います。 たぶんこれはこれから非常に重要な情報収集手段になってくると思います。熊本の地震のときになんかデマの情報でライオンが外に出た、ライオンの写真が出てライオン出てますとか、あんな情報もあれば、あるいは現場でこんなことがまさに起きてますっていう、まさに非常に重要な貴重な情報もある。非常に玉石混交のSNSの中で必要な情報を、おそらくこれは確からしいというのが分析手段としてある、技術としてありますので、そこをうまく活用してわれわれの災害対策に充てていきたい、そういうことです。 司会:いいですか。そしたら次の方。そしたら時事通信さん。