21日で1都3県の宣言解除 菅首相が会見(全文2)衆院解散はまったく考えていない
どのような考えを持ってバイデン大統領と会談するのか
ウォール・ストリート・ジャーナル:ウォール・ストリート・ジャーナルのランダースと申します。訪米についてお伺いしますけれども、特に日中関係、米日中関係について、どのような考えを持ってアメリカのバイデン大統領と会談する予定でしょうか。ありがとうございます。 菅:まず、先ほど申し上げましたけれども、諸般の事情が許せば来月前半にワシントンを訪問して首脳会談に臨みたい、このように思っています。そういう中で、先日の2プラス2でも、この日米同盟について、日米豪印、いわゆるQuad、こうしたことについて会談をしました。そしてまた、日中関係についても、そこはしっかりと本音の中で話すことができたというふうに思っています。米国との信頼関係の中で、まさに日米同盟をしっかりと機能するように、そうしたさまざまなことが話されています。首脳会談においても、こうした日中関係、気候変動、コロナ、さまざまな問題について率直に話し合いたい、このように思っています。 司会:それではまた前列に戻りまして、共同通信、吉浦さん。どうぞ。
若者になかなか伝わらない原因は
共同通信:共同通信の吉浦です。総理にお伺いします。感染対策をめぐる若者への呼び掛けについてお聞きします。総理は先ほどの参議院議院運営委員会で、感染対策について、若者にどうしたら届くだろうかということを専門家と協議したと答弁されました。総理は、これまでも記者会見などで若者に感染対策への協力を呼び掛けてこられましたけれども、十分に浸透できていないのが現状だと思います。総理の声が若者になかなか伝わらない原因はどこにあるとお考えでしょうか。これからCMなども活用されていくかと思いますけれども、単なる情報発信ではなくて、若者に響く発信の在り方についてどのようにお考えか、お伺いします。 菅:まず、やはりこの若者世代が、いわゆる経路の分からない中で6割が若者だったという、そういう中で、そこに政府として、その対応策、飲食とかそういう問題の中で響かせると。ですから、例えばSNSだとか、そうした若者の、よく捉えられる、見られる部分に対しての広報がまったく欠けていたのではないかなというふうに思っています。また、私自身もそうした若者の方に対しての発信が足りなかったのだろうというふうに思っています。そうしたことをしっかりと発信していきたい、こういうふうに思っています。 司会:それではフジの鹿嶋さん、お願いします。