21日で1都3県の宣言解除 菅首相が会見(全文2)衆院解散はまったく考えていない
コロナ対策と政治と金の問題について聞きたい
中国新聞:中国新聞社の下久保です。総理、よろしくお願いします。総理にお尋ねします。選挙の新型コロナウイルス対策について聞かせてください。4月には参院広島の再選挙と、衆院北海道2区、参院長野、2つの補選があります。密になりがちな投票所の問題、また、候補者と有権者の接触でどのような対策をお考えでしょうか。また、東京から国会議員が各選挙区に入ることについて、このリスクについてどのようにお考えでしょうか。 また、この参院の広島の再選挙ですが、そもそもが当選無効となった河井案里議員の辞職に、当選無効によるものです。首相は官房長官時代に河井案里氏を熱心に応援されました。また、案里氏の公判では、自民党本部から提供された1億5000万の一部が買収の原資になったとの証言が出ました。この問題について総理はこれまでご説明をしっかりされてませんが、これについてはどのようにお考えでしょうか。政治と金の問題については国民が厳しい目を向けています。この点について、コロナ対策と政治と金の問題について、お聞かせください。 菅:まず、選挙と絡めますと、やはり有権者の皆さんの安全・安心に配慮して、コロナ対策をしっかり行いながら選挙管理委員会が、それは万全の体制を組んで対応する必要があるというふうに思います。今日までも、例えば静岡の選挙だとか、いろんなところで選挙をやってきてますので、そうした、これ、総務省でも全部分かってますから、そういう中で感染防止の徹底、また、期日前投票の積極的な利用だとか、そういうことによって混乱を、混雑を防ぐとか、いろんなやり方ってあるんだろうというふうに思います。投票所の混乱回避というのを、混雑回避、ここはやはりしっかりと対応する必要があるだろうというふうに思います。それで、選挙に東京から行くか行かないかということですけども、それはその時々の状況によって変わるんだろうというふうに思います。 なお、資金の問題ですけども、何回か私ご説明させていただいていますけども、やはり党で、党の専属の監査っちゅうのを行いますから。ただ、今、書類が押収されててできないっちゅうことで、戻ってきた時点で、そこは党としてしっかり対応する、そういうことであります。 司会:はい。続きまして、それでは読売新聞の黒見さん。 【書き起こし】21日で1都3県の宣言解除 菅首相が会見 全文3に続く