「危ない!干からびたミミズを口に…!」現役保育士が大焦りした、実際に保育園で起こった“ヒヤリハット”
こんにちは!現役保育士のはるです! 運動会も終わり、次は発表会の準備が始まる頃でしょうか。そろそろ季節も冬に近づいてきましたね。冬になると気になるのが感染症ですが、それとあわせて子どもの事故でも気を付けたいことがあります。 【1歳半で250単語しゃべった!】元国語教師が実践した、頭も心も「賢い子」を育てる1日30分の育児法 冬場におこりやすいのが路面凍結での転倒や低温やけど。また、実は冬場も脱水症状が多いと言われています。 今回は保育園でも行っている「ヒヤリハット」を中心に、取り入れている対策を事例とあわせてご紹介したいと思います!
ヒヤリハットって何!?
ヒヤリハットという言葉をご存じですか?ヒヤリハットとは日常の指導や行為の中で「ヒヤリ」としたり「ハッ」としたりした経験を指し、事故につながる恐れのある危険な現象のことです。 ヒヤリハット:子どもが扉を開けた時近くにいた友だちの手を巻き込みそうになったため、保育士が扉がこれ以上開かないよう止めた 事故:子どもが勢いよく扉を開けて友だちの指を巻き込んでしまった 保育園では日々の「ヒヤリハット」を記録し、園によっては月末に全員で報告したり、会議で話し合ったり、頻度が多かったものはそもそもの環境を変えるなど、安全のために取り組んでいます。 【保育現場のヒヤリハット】 保育現場のヒヤリハットは家庭でも起こることがあり得るものもあります。実際に園であったヒヤリハットをご紹介します。
戸や窓にかかわるヒヤリハット
保育園で一番ヒヤリハットが多いのでは?と感じるほど、扉や戸、窓付近は危険が多いです。 ・引き戸と壁の間に手を置いている時に、別の子どもが戸を閉めかけた ・窓のサッシに手を置いていた時に、ベランダ側から別の子どもが開けようとした ・保育者が開き戸を開けた時に向こう側に子どもがいた 家庭でも起こりえる扉の事故。実際に指を挟んで切断したという事故もあります。 私も保育中扉を閉めようとしたら子どもの手を挟みそうになったということがありました。 対策としては、 ・戸や窓に指はさみ防止の器具や設備を設置する ・戸や窓の開閉時は、人が近くにいないか確認し、勢いよく開かない ・戸の近くで遊ばないように伝える などがあるかと思います。今は100円均一のお店でも指はさみ防止のグッズが売られているので、心配なら活用すると良いですね。