春に美しいスイセンの花を咲かせましょう!正しい植え方や育て方、うまく咲かせるためのコツとは?
病気対策
【黄色に変化した葉】 開花の後、スイセンの葉は黄色に変化します。これが起きるのは、地域にもよりますが、5月末から6月にかけて。黄色の葉は、球根を掘り起こす合図です。 スイセンが黄色条斑ウイルスに感染した場合も、葉は黄色になります。こうした場合は球根を掘り起こして廃棄し、他の球根を感染させないように気を配りましょう。 【乾燥してしまった球根】 極端に暑い地域や寒い地域で栽培されたスイセンは、開花する前に球根が乾燥してしまうことがあります。 【茶色の葉】 スイセンの成長期にはたっぷりの水が必要です。土が湿っていないと、葉や花に影響を与えてしまいます。水が足りないと、葉が茶色くなったり、裂けたりすることも。おすすめは、マルチング材。これを敷くことで土中の水分を保持しやすくなり、寒い時期には植物を守ってくれるので、ぜひ試してみてください。
開花の可能性を上げるには?
スイセンは必要な手入れさえすれば開花します。うまく花が咲かない場合に考えられる原因を以下に挙げてみましょう。 【球根の質】 「スイセンを植えるなら、良質な球根を扱う販売店探しから始めましょう」とハッチンズ。質の高い球根は、生育もよいので安心です。 【球根の位置が、上下逆】 球根の向きは重要。尖っている部分を上にして植えましょう。 【小さすぎる球根】 球根が小さければ小さいほど、開花には時間を要します。 【太陽光の不足】 スイセンの開花には、たくさんの太陽光が必要。まだらな光でもいいのですが、日陰にいる時間が長すぎると、開花が阻まれます。
スイセンの品種
スイセンには40を超える品種があり、栽培品種を入れるとその数は1,000以上。家庭で育てるための選択肢は膨大です。さまざまな色、形、大きさがあり、13ものカテゴリーに分類されています。
よくある質問
・スイセンを植えるのに最適な月は? 季節としては秋がおすすめですが、月に関してはどちらにお住まいかによって異なります。一般的には、9月から11月に球根を植えるのがいいといわれています。 ・おすすめの栽培場所は? スイセンは太陽が大好きで、必要としています。庭のなかでも、6時間以上は太陽が当たる場所を選びましょう。一部日陰になっていても育ちますが、確実に花を咲かせたい場合は、最低限の日照時間は確保してください。 ・育て方は? スイセンは球根で植えます。1日6時間以上太陽が当たる場所であれば、元気に育ってくれますよ。 ※本記事は、Country Livingからの翻訳をもとに、モダンリビング デジタルが編集して掲載しています。