大阪府・吉村知事が定例会見5月27日(全文4完)通天閣に協力延長お願いしたい
ライブハウスなどのガイドラインは間に合いそうか
僕はだから、よく、効率であるのは、役所でやるのは0か100かのことをよく考えて、100できなかったら、一部の人ができないから、もうこれは0にしておこうというのがよくある役所的発想なんですけど、その発想はもう持たずに、できるだけ多くの人が使えるんだったらそれをやろうという発想で進めていきます。 毎日放送:すみません、あと1点だけ。細かいんですけれども、カラオケ店とスポーツジムに関しては国のほうでガイドラインが今月末までにできるというふうなことが見えていると。ライブハウスと夜の接待を伴う飲食店については、まだ基準としてできてないと、6月中旬以降になるというふうなことなんですけれども、あすの時点で府としての、ライブハウスと夜の接待を伴う飲食店についてガイドラインは間に合いそうなのか間に合わなさそうなのか、その辺りっていかがでしょうか。 吉村:間に合うとか間に合わないとかじゃなくて、100%じゃないとしても、感染症対策としてこれで進めていこうと思えるものができるかどうかというところを今やっている最中です。もうそれができなければ国に合わせて6月中下旬以降にずらしていくということになるんだろうとは思います。 司会:ほかの方で。
ゾーニングが非常に重要になってくる
産経新聞:産経新聞の【サトウ 01:06:08】です。知事会見の項目外のことで恐縮なんですが、病床の弾力的運用に関してなんですが、阪大の朝野先生なんかは専門家会議の中で、一般の患者さんとコロナの患者さんを同じ部屋に入る可能性があるので、やっぱりゾーニングが課題ということもおっしゃっていました。知事のお考えとして、一般とコロナの患者さんそれぞれのすみ分けというのにはどういうふうに取り組んでいかれますでしょうか。 吉村:やはりまずゾーニングというのは非常に重要になってくるだろうと、そういうふうには思います。ですので、ゾーニングをしっかりやれるかどうかというのは1つ、重要なポイントになるだろうなと思います。それから簡易的ベッドも、その時期は、一定の時期は例えば脳梗塞とか交通事故とかで使っていただくとして、ただこれは増えてくる傾向というのは、これはだいたいつかめますから、そういう傾向がつかめてきたらやっぱりゾーニングが難しいところでもベッドは確保してもらうというのは当然の前提です。 だからベッドが、まずコロナベッドとして確保して、空床使用料もお支払いもしますし、それはまず確保するのが重要です。これを確保するのが結構難しいんです。確保した上で、今は非常にもう10%ぐらいになってきていますので、ベッドを空けとくのはやっぱりこれはもったいない話になるので、そういった、いろんなほかの病気でどんどん治療をしていただいて、ただやっぱりコロナが増えてきたら、コロナがぐっと増えてくる可能性もあるので、そのときはちょっとお願いしますっていう。時系列でやっていけばゾーニングの問題もある程度は僕は解決できるんじゃないかなとは思っているのが1つと、もちろんゾーニングはやらなきゃいけないですよ。同じ患者がなかなか同じところっていうのは難しいだろうとは思っています。それに必要な、例えば陰圧装置だとか、そういう整備もこの間進めてきましたから、陰圧室とか。そういったものも比較的進んできていると思っています。 もう1つはやはりコロナの専門病院とかが非常に重要だと思っていまして、すみ分けですよね。十三市民病院とか阪和第二病院は専門病院としてやってくれることになりましたので、そこで受け入れていただけたら、ほかの病院はある意味、うわっと増えてこない限りはコロナの患者さんは非常に少なかったりなかったりするわけなので、そこの選択と集中なんかもこれからは必要になってくるんだろうとは思っています。