小池都知事が定例会見12月3日(全文2完)オミクロン株に対応した検査方法を独自開発
自民都連の萩生田新会長とどう向き合っていくのか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの白井と申します。よろしくお願いします。先ほど自民党東京都連の新会長に萩生田光一議員が決まりました。東京都の首長として萩生田新会長とどのように向き合っていくのかということと、あと政治家として萩生田さんの評価をお願いします。 小池:立派な方だと思いますよ。そして都議会議員を経験しておられますので、その意味では都政について、当然、地元でもありますし、よくご存じであると。そしてオリ・パラの件なども文科大臣としていろいろ支えてくださいました。そしてまた、そういった意味で頼りになる方ではないかと、このように確信しております。まずご就任おめでとうございます。 TOKYO MX:今後の向き合い方としてはいかがでしょうか。 小池:向き合い方といっても、それぞれの会派、それぞれありますから、連携を取るのはいずれの会派とも同じことであります。はい。どうぞ。帰宅困難者。
内閣府が帰宅困難者対策の有識者会議を立ち上げた。受け止めを
新宿新聞:新宿新聞の喜田です。 小池:大丈夫ですよ。 新宿新聞:新宿新聞の喜田です。地震対策についてお伺いします。今日、3回地震がありましたし、先月、10月、11月と地震が続いております。そこで内閣府が11月に、内閣府の中に帰宅困難者対策の有識者会議を立ち上げました。これについての小池都知事の受け止めをお聞かせください。 小池:帰宅困難者っていうのは、これまでも何度かいろいろ、阪神大震災、東日本の大震災、津波もそうでありますけれども、いろんな場面を、地震だけなく水害や大雨、台風、経験をしてきた。その中の、なんて言うんでしょうか、私たちの意識っていうのはとにかく家に帰らなくちゃとか、とにかく会社に行かなくちゃっていう、それはある意味、日本人としての勤勉さの表れや家族を思う当たり前の気持ちだろうとは思います。 一方で、それをみんなが行動したときに何が起こるかということについては、あらためてこの帰宅の、例えばいつどこで何か起こるか分からない中で、いろんなケースがあるわけですけれども、日中に何かが起こって、そしてみんなで家に帰るような、そういう事態になったときは、むしろ帰るということを優先に考えるのではなくて、その場に、例えば会社内にいてという方式、それから電車がなかなか動かない、もしくは計画運休などといったようなときなども、出社がとにかく必要な人と、この場では必要は、無理することがない人っていうのを仕分けをしていくということが必要になってくるのではないかというふうに思います。 委員会のほうに都としても委員として参加しておりますので、対応方針を、取りまとめが来年の夏ぐらいだという話でありまして、そこで都においても意見を述べさせていただくし、何よりも都において、国に先行して今年の5月に帰宅困難者対策の方向性を検討するための会議、新たに立ち上げておりますので、そこと国との連携を進めながら効果のある対策というのが練り上げられればというふうに思っております。