【MLB】ブレーブス・オズナがHRダービー出場へ 球団史上初のダービー制覇なるか 8枠のうち5枠が決定
日本時間7月9日、ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)に続いてマーセル・オズナ(ブレーブス)もホームラン・ダービー出場を表明した。これでガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)、アレック・ボーム(フィリーズ)、ピート・アロンソ(メッツ)と合わせ、8枠のうち5枠が決定。出場枠は残り3つとなっている。オズナは選手間投票のナ・リーグ指名打者部門で選出され、マーリンズ時代の2017年以来7年ぶり2度目となるオールスター・ゲーム出場が決定。ホームラン・ダービー出場は今回が初めてである。 現在33歳のオズナは2021年から2年連続で打撃不振に陥っていたものの、昨季は完全復活。144試合に出場して打率.274、40本塁打、100打点、OPS.904をマークし、本塁打数はキャリアハイを更新した。今季はここまで88試合に出場して打率.295、23本塁打、72打点、OPS.943を記録。打点王争いでナ・リーグの先頭を走り、本塁打王争いでも大谷翔平(ドジャース)に次ぐ2位につけている。本塁打と打点はいずれもキャリアハイを更新するペースだ。 オズナは昨季の開幕1ヶ月ほどは低調だったが、5月に9本塁打を記録すると、そこからコンスタントにアーチを量産。昨年5月1日以降に限れば、オズナが放った61本塁打は大谷(65本)とアーロン・ジャッジ(63本)に次ぐメジャー3位の本数である。 なお、ブレーブスの選手がホームラン・ダービーに出場するのは1985年のデール・マーフィー、1987年のオジー・バージル、1993年のデービッド・ジャスティス、1994年のフレッド・マグリフ、1997年・1998年・2000年のチッパー・ジョーンズ、1998年のハビー・ロペス、2003年のゲーリー・シェフィールド、2005年のアンドリュー・ジョーンズ、2018年のフレディ・フリーマン、2019年・2022年のロナルド・アクーニャJr.に次いでオズナが11人目。まだ優勝者はおらず、オズナは球団史上初のダービー制覇を目指すことになる。