T・ヘルナンデス、ドジャースのQOを拒否 1年32億円の残留申請…海外記者報道
T・ヘルナンデスは今季ドジャース2位の99打点
ドジャースからFAになっているテオスカー・ヘルナンデス外野手は19日(日本時間20日)、クオリファイング・オファー(QO)を拒否したと、海外記者や米メディアが伝えた。来季の規定条件は単年2100万ドル(約32億4800万円)で、東部時間の19日午後4時(同20日午前6時)が返答期限だった。 【写真】“大谷仲良し”美人レポーターが大胆ビキニ姿を公開「美しい」「ゴージャスだ」 全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は19日(同20日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「驚きはない。複数の情報筋によれば、テオスカー・ヘルナンデス外野手がドジャースのQOを拒否する」と伝え、米メディア「CBSスポーツ」も同様に報道した。 T・ヘルナンデスは昨オフに1年2350万ドル(約36億円)で加入し、今季は154試合に出場して打率.272、33本塁打、99打点をマークした。打点数は大谷翔平投手に次ぐチーム2位。勝負強い打撃で何度もチームを救い、地区シリーズでは打率.333、2本塁打、OPS1.067を記録、ワールドシリーズでも打率.350、OPS.931の活躍で世界一に貢献した。 シーズン中から残留を熱望し、優勝パレードでは本拠地に詰めかけたファンからは「テオと契約して!」の大合唱が起きた。セレモニーに登壇したT・ヘルナンデスは男泣きしてファンに感謝を述べていた。11月に行われたGM会議で、ドジャースのブランドン・ゴームズGMはT・ヘルナンデスの代理人と交渉することを明言したものの、現状まだ進展していない。 2012年にスタートしたQOは、FA選手がメジャー上位125選手の平均となる年俸で今季所属球団と1年契約する制度。QOを受諾した選手が他球団移籍した場合は、契約規模に応じてドラフト指名権が補償される。今オフはヘルナンデスの他、フアン・ソト外野手(ヤンキース)、コービン・バーンズ投手(オリオールズ)、ウィリー・アダメス内野手(ブルワーズ)、ピート・アロンソ内野手(メッツ)、アレックス・ブレグマン内野手(アストロズ)、マックス・フリード投手(ブレーブス)、ショーン・マナエア投手(メッツ)、ニック・マルティネス投手(レッズ)、ニック・ピベッタ投手(レッドソックス)、アンソニー・サンタンデール外野手(オリオールズ)、ルイス・セベリーノ投手(メッツ)、クリスチャン・ウォーカー内野手(ダイヤモンドバックス)の13人が提示を受けた。
Full-Count編集部