【MLB】メッツ・アロンソがHRダービー参戦 2019年から5大会連続の出場 自身3度目となる優勝狙う
日本時間7月8日、ピート・アロンソ(メッツ)が今年のホームラン・ダービーに出場することが発表された。アロンソは以前から「オールスター・ゲームに選出されれば、ホームラン・ダービーにも出場する」と話していたが、自身4度目となるオールスター・ゲーム選出が正式に決まり、5大会連続となるホームラン・ダービーへの出場を正式に表明した。アロンソは2019年と2021年にホームラン・ダービー連覇を達成。3度目の優勝を成し遂げれば、ケン・グリフィーJr.に並ぶ歴代最多タイ記録となる。 現在29歳のアロンソは2019年のメジャーデビュー以来、メッツの主砲として活躍を続けており、今季はここまで88試合に出場して打率.243、18本塁打、48打点、OPS.789を記録。2019年以降に放った210本塁打はメジャーの全選手のなかで最多本数となっている。 アロンソはルーキーだった2019年にホームラン・ダービー初出場。1回戦でカルロス・サンタナ(当時インディアンス)、準決勝でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、決勝でブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を撃破し、ルーキーとしては史上初となるホームラン・ダービー制覇を成し遂げた。 2020年は新型コロナウイルスのパンデミックの影響でホームラン・ダービーは開催されず、2021年に2大会連続の出場。このときは1回戦でサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、準決勝でフアン・ソト(当時ナショナルズ)、決勝でトレイ・マンシーニ(当時オリオールズ)を破り、2大会連続の優勝を達成した。 2022年は1回戦でアクーニャJr.を破ったが、準決勝で新星フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)に敗れ、自身初のホームラン・ダービー敗退。昨年は1回戦でロドリゲスと対戦し、大差をつけられて敗れた。5大会連続の出場となる今年は、グリフィーJr.が持つ最多記録を目指し、3年ぶり3度目となる優勝を狙う。