大阪市・松井市長が定例会見4月22日(全文1)協力金不正には警察とも連携し、厳正に対処
救急車での待ち時間が長い状況をどう思うか
読売テレビ:読売テレビ、上村です。今日待機ステーションを設置されていますけれども、特に大阪市消防について、救急隊、救急車での待ち時間が長くて深刻になっているという状況がありますが、この状況をどういうふうに受け止められているか、お願いします。 松井:深刻な事態だと思ってます。というのは、受け入れてくれる病床がオーバーフローしているわけですから。だから、これを解決するには病床を増やす、それから待機する場所を増やしていく。救急車という中ではなくてね。その2つしかありません。病床については吉村知事も、自ら医療機関と連絡をしながら、1床ずつ積み上げていますし、われわれも、これは申し訳ないけども、他の疾患の、少し時間を掛けてもいい、そういう疾患については少しあとに回す形で、とにかくコロナの対応ベッドを増やすということで、今、順次対応をしているところです。 読売テレビ:もう1点、まったく違う話になるんですけれども、小中学校については、あまり学校に登校しないようにというような対応、オンライン授業の対応をなされますけれども、例えば保育園などに対して、前回の緊急事態宣言時にやっていたような登園自粛などの呼び掛けは、ご予定はないんでしょうか。 松井:保育園でも、まさに、家庭で保護、見守れない、そういうところの家庭事情の中で保育園というものがあるわけなので、一律に保育園を、で、オンラインでできませんから。保育園は。だから保育園を一律に緊急事態で休業、休園要請ということは考えてはおりません。 司会:次の質問をお受けします。朝日新聞さん。
接種予約受付のパンク回避策は?
朝日新聞:朝日新聞の本多と申します。今日発表があった、高齢者向けのワクチン接種の接種券の送付などについてお伺いしたいんですけれども、すでに予約が始まった他都市だと、予約の回線がパンクしたりだとか、そういう状況が起きているようなんですけれども、今後大阪市始まるということで、そういう対策を、どんな対策を取るかというと、パンクを回避するために例えばなるべくウェブで予約してくださいとか呼び掛ける予定などはありますでしょうか。 松井:もちろん、なるべくウェブで、オンラインで申請をお願いしたいと思ってますけども、どうしてもやっぱりオンラインの苦手な、ウェブ環境の苦手な人もいらっしゃるんで、コールセンターというもので電話予約も受け付けますが、コールセンターについては、今、何人体制でやっているのかな。 男性:【現行ですね 00:27:03】? 松井:はい。 男性:300人体制です。 松井:コールセンターについては、前回、給付金のときに非常にコールセンターでの電話がつながらないという、そういうご指摘を受けましたんで、今回はそれ以上の体制でコールセンターを設置しています。それでもたぶん大阪市は高齢者だけでも60万かな? B:70万。 松井:70万、これが現役世代に広がっていくと240万ぐらい打つんかな。 B:そうですね、対象者は240万。 松井:対象者。だから240万ですから、それぞれ皆さんさまざまな疑問もあるんで、そういう300回線の対応でも非常にご不便をお掛けするかもしれませんけども、われわれもできる限りのことは今対応してますんで、ぜひそうならないためにまず接種券が届いた方。届いていない方は連絡いただいてもこっち側で疑問に答えられません。届いていない方に私はいつ打てるのって聞かれてもこちら側が返事ができませんから。 コールセンターやウェブ予約される方はまず接種券が届いた方からお願いをしたいと。簡単に言うと届いていない中でお問い合わせいただいても答えは出せませんので、そこをご理解いただきたいと思ってます。だから接種券も一斉に接種券の発送はしておりません。年齢順に段階を追って接種券を発送しております。 B:すいません、健康局です。補足になりますけれども接種券は段階的に発送しておりまして、次、予約の開始できる年齢層の方からまた段階的に通知はがきを送りますので、よろしくお願いいたします。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見4月22日 全文2に続く