大阪市・松井市長が定例会見4月22日(全文3完)一番厳しいほうが早く終わるんじゃないか
大阪市の松井一郎市長は22日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「時短要請の協力金申請で偽造行為がみられる。やめて欲しい」大阪市・松井市長(2021年4月22日)」に対応しております。 【動画】「時短要請の協力金申請で偽造行為がみられる。やめて欲しい」大阪市・松井市長(2021年4月22日) ◇ ◇
年末時点で感染力の強さが報告されていたが
横田:いや、年末の時点で、海外でもう感染力が強いってことが報告されていたから。 松井:感染力強いのは大阪の専門家もみんな分かっていました。だから大学の先生とか横田さんのようなジャーナリスト、フリーの方々は、結果を受けて言われるのは自由だし、それは僕らも謙虚に受け止めるけど、われわれは日々の市民の皆さんの生活に直結する行政を預かっているわけだから、やっぱり経済を回さないことで命に関わっているっていう人もたくさんいるんです。そういう人たちにもコロナ対策は協力してもらわなければなりません。お店の皆さんもやっぱり時短要請、休業要請で、皆それぞれ生活、イコール、自らの家族の命を守ることにつながっているわけですよ。その人たちの協力なくしてコロナ対策はできませんから。その皆さんが納得できる、そういう判断が必要だと思います。その納得してもらうために何かというと、一定の基準の中で物事を決めていくということです。
もう1カ月我慢すべきだったのでは
横田:いや、納得してないんじゃないですか。3月の卒業シーズン、一番人手が多くなる時期に、しかも変異株のリスクが海外でも報告されている中でですね。 松井:それは横田さんが納得していないだけで、あの時点で大阪の、例えばミナミのそういうお店のオーナーの皆さん、お店やっている経営者の皆さんの会からも、僕はそのときに要請を受けています。これ、ミナミの火を消さないためにも早期にやはりビジネスの環境を戻してほしいと、当時。その皆さん方もみんな命懸けで商売しているわけだから。 横田:でも結果的にゴールデンウィークの書き入れ時にこういう事態を招いて、だったらもう1カ月我慢して十分。 松井:それは結果論で言えば誰でも言えますよ。もう1カ月我慢って、じゃあいくらまで我慢するんですか、横田さん。50人? 日が。0まで? 横田:吉村知事がよく3月の一番人手が多い季節が問題だと、ポイントだということは何回もおっしゃっているわけですから。だから、だったらその3月をずらして3月末まで待てば良かったんじゃないかと。これ、飲食業界も医療関係者もみんなそう思うんじゃないんですか。 松井:みんなそうは思っていません。実際にそういう、やっぱり早期に商売できる、普通に商売できる環境に戻してほしいという要望書を受け取っています。そこはもう結果論の話なんで。だから横田さんはそう思われているし、岩田さんもそう思われているけども、われわれはやっぱり日々の、現実の数字に基づいてさまざまな判断をしていきます。 横田:じゃあ結果論に加えて、五輪開催でも同じような失敗を、事態を招きかねないんじゃないかと思って何回も質問しているんですけど。 松井:それは、横田さんね、五輪の話よくされるけど、それは都庁行ってしないと。大阪市役所でやっても。 横田:都庁でもやっていますけども。 松井:都庁で小池さんに言わないと。僕に言われても答えられないじゃない。主催者じゃない。 横田:島根県知事の丸山さんは、東京で感染爆発したら五輪開催で島根にも影響が及ぶと。同じように大阪でも今回の変異株の脅威を目の当たりにしたようなことが、五輪開催で、東京で起きて、で、また大阪が感染再拡大するという恐れは当然考えられるわけですから。 松井:だからそのことを小池さんに1回ぶつけてきてくださいよ。