大阪市・松井市長が定例会見4月22日(全文1)協力金不正には警察とも連携し、厳正に対処
5Gビジネス開発補助金の申請受付開始
令和2年10月には、南港ATCに「5G X LAB OSAKA」開設をし、技術サポートをはじめ、新ビジネスを生み出す支援をしています。今年度は5Gビジネス創出プロジェクトとして、機運醸成からビジネス構築までの4つのプログラムを実施いたします。このたび、プログラムの1つである5Gビジネス開発補助金の対象となる事業を募集いたします。対象は、5Gを活用する製品、サービスの開発で、試作品の製作および実証データの取得等を行う事業です。 大阪市内の中小企業等を対象として、補助上限額は500万円、補助率は、補助対象経費の2分の1で、5件程度の採択を予定しています。本日から令和3年5月28日までの間、申請を受け付けます。 その他のプログラムについても、順次実施していく予定で、ホームページにおいてお知らせをしていきます。幅広い事業者に応募をいただき、5Gビジネスの創出にぜひチャレンジをしていただきたいと思います。僕からは以上です。 司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通りまして、社名と氏名をお名乗りの上、ご質問をお願いします。質問は市政関連のみでお願いします。では幹事社のテレビ大阪さん、お願いします。
5Gビジネス開発補助金に期待すること
テレビ大阪:テレビ大阪の近藤です。発表案件について伺います。今回の5Gビジネス開発補助金、この補助金によって新たなイノベーションの創出、そういったことにつながるということが期待されると思いますが、松井市長は具体的にどのようなことに期待を寄せておられますでしょうか。目下のコロナ禍における問題解決、課題解決という観点と、その先のアフターコロナでの発展の期待という2点から教えてください。 松井:まずコロナ禍では社会のデジタル化というものが加速をしていることから、遠隔操作やロボットによる省力化、それからバックオフィス業務の自動化による生産性向上などを期待いたします。 また「未来社会の実験場」をテーマとする2025年、大阪・関西万博により中小企業、スタートアップ企業の皆さんをはじめ、大きなビジネスチャンスが広がっていくことを考えています。ARゴーグルでの仮想観光、それからスポーツ体験などのサービスなどの開発が進み、大阪から未来の世界をつくるイノベーションが生まれる。そして世界にそれらが発信できることを期待しています。 司会:次の質問をお受けします。毎日放送さん。