立憲・枝野代表が記者会見8月31日(全文3)石垣議員発言は参院会長と幹事長で対応
自民総裁選の顔ぶれをどう評価するのか
NHK:すいません、NHKの佐久間です。これまでの質問と関連するんですけれども、今回、自民党の総裁選について、菅現官房長官であったりとか岸田政務調査会長などの名前が挙がっております。この顔ぶれをどう評価するのかということが1つ。現在の自民党では党員投票はせず、両院の議員によって選出をしようというふうな方向で調整が進められていますが、このことについてどう捉えるのかということと、合流新党についても両院の議員で投票して代表を選出しようという流れになっていますが、これが両党の党員とかパートナーズとかいらっしゃいますが、その方との扱い、自民党とも比べてですけども、どのように考えているのかということを1つ。 それと、安倍政権、7年の振り返りでもうちょっと具体的に教えていただきたいことが、バブル以降の経済のひずみという話もありましたが、安倍政権では安保法制であったり特定秘密保護法であったり、森友加計問題であったり、世論を二分するような話題も多かったです。そのことをどう評価するのかということを教えてください。 枝野:1点目なんですけど、自民党がどなたを総裁に選ぶのか、現状では結果的にそれが内閣総理大臣に結びつくわけですから、それは国民的な関心事項ではありますが、それは自由民主党という組織のお決めになることなので、決め方も含めて。それは党外の人間である私がそこに手を挙げようとしてらっしゃる方についてコメントする立場ではありません。その方、誰かが自民党総裁に選ばれたときに、その方が総理としてふさわしいかどうかということについてお尋ねをいただければというふうに思います。それから決め方についても、それは自由民主党の内部的な話ですので、そのことを私が直接コメントする立場にはありません。 新しい政党の代表選挙については、残念ながら立憲民主党と国民民主党では党員の資格要件とか党費であるとか、それからわが党にはないサポーター制度というのが国民民主党にはあって、それも国民民主党の中では投票権を持っていたということとか、それぞれの代表選挙の規定ルールが違っているとか、これを全部整理・集約して、党員の資格が、例えば党費が違っている条件で一律に投票することは民主主義の手続き論として有り得ませんので、そうすると1年か1年半ぐらい代表選挙できないということになる中で、やむを得ない措置ということで、幹事長間で合意をしたというふうに承知をしています。ただ、党員やパートナーズの皆さんには大変申し訳ないというふうには思っています。 NHK:安保法の。