小池都知事が定例会見2月5日(全文2)日本全体の問題ではないか
国のワクチンを巡る動きのスピード感をどう思うか
テレビ東京:テレビ東京の吉田です。よろしくお願いします。ワクチンについてお伺いしたいんですけれども、自治体からは、国からの情報がないという声が多く聞かれます。また、確保数などの見通しも立っていない状況ですが、国のワクチンを巡る動き、スピード感についてどう思われるか、ご所感を教えてください。 小池:先日も、区長会の皆さんがお越しになられたときも、ワクチンの確保は大丈夫ですかというようなご質問がありました。まさにここは国の担当の方に確実な確保をお願いしたいということであります。また、情報についてもできるだけ早く教えていただくようにお願い申しているところでございます。冷凍庫は行き渡っても中に入れるものがなければ困りますし、また、区長さんからは、例えば注射器、シリンジですか、それの確保もお願いしますということ。ですからそういう、環境を整えると同時に、国のほうへは責任を持ってこのワクチンの確保をしっかりやっていただきたいと、それについてこれからも要望も出していきたいと考えております。一番肝心な所だと思います。あ、違う違う。はい、松尾さん。
都議会議員選挙にどう臨むのか
東京新聞:東京新聞の松尾と申します。お願いします。知事が応援されていた候補が当選された千代田の区長選に関連して、2点お尋ねをします。敗れた自民党側からは、知事にやられたとか、ここまで知事が応援してくるとは思わなかった、そういった声も漏れているようです。これから5カ月ほどのちには都議会議員選挙を控えていますが、都民ファーストの会の特別顧問として、今回の支援した候補の勝利をどのように位置付けていらっしゃるのか、都議会議員選挙にどのように臨まれるのか、お聞かせください。 もう1点お尋ねをします。選挙というのは民主主義社会にとってすごく大事な機会だと思います。一方で、今回の選挙期間中は緊急事態宣言が発令されていて、都民の皆さんに外出自粛を呼び掛けていた、そういう時期でもありました。選挙戦の最終日に飯田橋のほうで街頭演説に立たれましたが、今回のご判断の理由や経緯などありましたらお聞かせください。 小池:一言で申し上げまして、まず私、今回、土曜日をフルに活用して。朝8時から夜の8時まで、樋口さんの応援に入らせていただきました。樋口さんは、もう大学生のころから、わが事務所のほうにインターンとしていて、もう20年の付き合いであります。大事に、そしてまた、あるときは厳しく指導もし、そしてまた、樋口さんが聞いてきた声、都民の皆さんの声なども参考にさせていただいてきたということで、今回の勝利については大変うれしく思っていますし、また、彼だからこそ千代田の区民の皆さんの声を生かしていくだろうなと大変期待もしているところであります。公務に差し支えのない形で今回応援を徹底して入らせていただいたのは、そういう理由だからであります。 緊急事態宣言の最中ではございましたけれども、お集まりいただいた方には、もう密にならないようにということで徹底してお願いをした上での最後の、選挙戦の最終日となりました。また、ほとんど街宣車から降りることなく、そのような活動を続けさせていただいたということであります。いずれにしましても、これから都政を、しっかりと改革に向かって進んでいく、そういった方々を応援していきたいということは、これは常々申し上げているところでございます。2点目ってなんだっけ。これでいいんだっけ。じゃあ、はい。 【書き起こし】小池都知事が定例会見2月5日 全文3に続く