小池都知事が定例会見2月5日(全文2)日本全体の問題ではないか
17日に「気候危機行動ムーブメント TIME TO ACT」開催
いろんな取り組みをしておりますので、ぜひご活用いただいて、社会全体で、体罰などによらない子育てのムーブメントをこれで醸成していきたい。いずれも今日からご活用いただけるようにしておりますので、スマートフォンでも気軽にご覧いただけます。ぜひ多くの方にご活用いただきたいということであります。 最後にもう1つお知らせがあります。「気候危機行動ムーブメント TIME TO ACT」という会議を設けまして、そのキックオフ会議を2月17日、オンラインで開催をするという、そのお知らせでございます。コロナ禍を乗り越えて、未来に向けて気候危機行動を加速するという目的でありまして、そのためには今こそ行動することが重要だというので「TIME TO ACT」、ACTは行動する。今、今こそ行動をっていう意味で「TIME TO ACT」。これを合言葉にしまして東京発の気候危機行動ムーブメント、そのキックオフ会議の開催についてのお知らせであります。 私自身が、今、副会長を務めている世界の大都市が連携したC40、世界大都市気候先導グループというふうに訳していますが、そこで私はアジアの副会長、アジア選出の副会長で、会長は今、パリのイダルゴ市長でありますけれども、大都市が抱えているこの気候変動問題というのは、やはり大都市特有の問題があります。そことも連携して実施をする会議になっております。あ、そうだ。会長は今、パリからロサンゼルスに代わって、ガルセッティという市長さんが今、C40、97の都市が参加しています。今トップはガルセッティ、ロサンゼルス。ちょうど東京、パリ、ロサンゼルスという順番になっているわけですけれども。その会議を開く、オンラインで開きますが、サステナブル・リカバリーという観点で、世界の脱炭素化に向けた行動を一緒に加速していきましょうと、そこから発信をするというものであります。
ブルームバーグ元ニューヨーク市長も参加
今回のこのキックオフの会議の登壇者には、自然保護活動家として今、デイビッドとスーザンという、ロックフェラー夫妻ですね。このご夫妻が、登壇していただきます。今申し上げましたC40の現在の議長が、このエリック・ガルセッティ。高校時代に日本に留学していたっていうので日本語をしゃべる人ですけれども、この人が今、その議長。で、パリのアンヌ・イダルゴ市長。そして気候変動問題に先進的に取り組む有識者、大都市の首長、このブルームバーグ氏はC40の活動に、元のニューヨーク市長ですけれども、とても熱心に引き続き活動しておられて、今回こちらのオンライン会議に参加していただくと。それぞれのご経験を踏まえまして、気候危機行動についてこの場で発表していただくという予定にしております。 私も都がこれまで培ってきた経験、そしてノウハウを踏まえましてサステナブルビルディング、これ、持続可能な建築物として、大都市の共通項はビルが多いと、建物が高い、高層建物が多いということで、そこでのCO2をどうやって抑えるかなど、共通項になっているわけですね。それから今、未来のエネルギーとしてどこも注目しているのが水素であります。グリーンハイドロジェンということでグリーン水素について、私のほうから建物についてとグリーン水素について発表する予定にしております。2月3日、準備会合を開催いたしました東京グリーンファイナンスマーケットの創設に向けた検討など、都が今進めている実効性ある取り組みについての発信も行ってまいります。これはキックオフ会議でありまして、気候変動への行動を起こしていく、世界的なムーブメントを東京発で展開してまいります。 なお会議の模様は専用のホームページからどなたでも、オンライン、リアルタイムでご覧いただけますので、ぜひ多くの皆さま方にこのような動きについてご覧いただき、そして皆さん自身が主体となって、この流れを進めていただきますようにお願いを申し上げます。以上、長くなりましたが私のほうからの報告事項は以上でございます。