大阪府・吉村知事が定例会見10月21日(全文3)府市一体で高架化を決定
鉄橋架け替えは国交省に申し入れないのか
横田:街宣で、都構想の関連で、不十分な点の1つだということで。200年に1回の想定が100年に1回になって、より大規模な水害、洪水を想定しないといけないんで、そこの架け替えも必要になってくる、でもやってないと。国交省に申し入れるんだったら維新のツートップが申し入れる以外ないじゃないかという趣旨の内容をおっしゃってたんですが。 吉村:阪神なんば線の高架化については、高架させるっていう事業が決定して今動いてます。そのことを河田教授がご存じないのであれば専門家として失格だと思いますし、知っててわざとそういうふうに言ってるんであれば、逆の意味で問題だというふうに思います。反対の活動をされているのでそういう意味で、さっきの質問と一緒かもしれないけど、あまり僕は信用してません。反対派のいわゆるスクリーニングがかかっていますから。僕は賛成派ですよ。だから賛成のスクリーニングをかけて見ていただいたらいいんですけど。河田教授は反対派ですから。反対派の立場で、ただ、そこで、学者ということで何か中立公正みたいな使われ方をするんですけど、僕はどう考えても反対派の活動だろうなというふうに思ってますんで、そこはメディアの皆さんにも中立公正にやっていただきたいなというふうに思います。
高架化が決定し、事業化も進んでいる
阪神なんば線については、淀川の中で一番これまで危険といわれている橋でした。低いですから。ですので、これは上に上げなきゃいけない。そして橋桁が、ものすごい数が多いので、あれは水害のとき非常に危険なんです、橋桁が多いというのは。そこで水流が止まりますから。だからあれを、橋桁を減らして、そして高架化するっていうのは、これは長年やらなきゃいけないということでしたけど、なかなかできてきませんでした。でも府市一体の体制になってから、これは絶対やんなきゃいけないねっていうので、これは僕が市長のときもやりましたし、大阪府も一体になってやっていこうというので、高架化についてはもうすでに決定をしています。そこの高架化が決定をして、もう事業化が進んでいるところで、もう完成年度も決めて進めているという状況です。 ですので今度は上流のほうで、じゃあ桂川どうすんのって、今度は。河川については下流のほうがやっぱり危険になるから、下流をどんどん改修していきながら上流に上がっていくというのが水害対策の基本になります。桂川で水がやっぱり氾濫しやすい、そこを先に改修しちゃうと、今度は下流でものすごく広がってくるので。順番にいくとやっぱり下流からというのが、その次にダムになってくわけですけど。その次は桂川どうするかとか、そういう議論になってくるだろうというふうに思います、阪神なんば線の高架化が決まりましたんでね。だからそれも府市一体でやったから災害対策が実現できたというふうに思ってますので、河田教授には、そこはもう府市一体で実現しましたよと、先生が反対される阪神なんば線の高架化は実現してますというふうにお伝えをいただけたらというふうに思います。 横田:すみません。最後に、女優の柴咲コウさんが、農家が窮地に立たされると食卓にも直結するというふうにツイートして、通常国会で継続審議になった種苗法改正が、今回の26日招集の臨時国会で自民党が成立を目指しているということなんですが、維新としては、この法改正についてどういうお考えなのかお伺いしたいんですが。 吉村:これについては維新の国会議員団が適切に対応するというふうに思います。 横田:菅総理と農業政策、種苗法改正、種子法などについて意見交換されたことはないんでしょうか。 吉村:僕自身はないです。国会議員団はやっているかもしれませんが僕自身はありません。 横田:吉村副代表自身のお考えはどういうことなんでしょうか。 吉村:まずは国会議員団、現場の国会議員団の判断に委ねたいというふうに思います。 横田:ありがとうございました。 幹事社:ほか、質問のある社はいますでしょうか。