岸田首相が会見 「まん延防止」全面解除へ(全文2)ロシア制裁措置は可能な限りG7に同調
マスクはいつごろ外せる見通しか
テレビ朝日:テレビ朝日の山本です。よろしくお願いします。欧米ではワクチン接種の進展とともにマスクの着用を求めない国も出てきています。本日、まん延防止の一斉解除という明るい兆しも出てきていますが、やはりマスクというのは象徴的な対策になっていますし、総理、先ほど子供の表情への影響も指摘されていました。この点シンプルにお伺いしたいんですが、日本においてマスクはいつごろ外して行動ができるようになると見通しているんでしょうか。そしてどういった条件でそれが可能となり得るのでしょうか。この辺をお願いします。 岸田:先ほど申し上げましたが、今回、まん延防止等重点措置については、18都道府県、全てで解除するということとしたわけですが、今後しばらくは最大限の警戒をしながら可能な限り日常生活を取り戻す移行期間であるということを先ほど申し上げました。要は医療提供体制をはじめ、ワクチン、検査、あるいは治療薬等、全体像で示した感染防止のための体制はしっかり維持しながら少しずつ活動を日常に戻していく、こうした移行期間であるという認識に立っています。 ですからマスクの着用というのは感染対策においても基本であり、感染防止対策の基本であるマスクの着用、これは引き続き移行期間においては国民の皆さま方にお願いをし続けていかなければならないと思っています。よって今の時点で具体的にいつになったら着用しなくて済むのか、これを申し上げることは難しいと思っています。ぜひこうした移行期間を安心して過ごし、そしてより第6波の出口に向けて前進していくことができる、こういった状況をしっかりと確保できるかどうか、この辺をしっかり見た上でご質問の点についても判断していかなければいけないのではないかと思っています。結論としまして、今時点でマスク、この時点で外して構わなくなる、あるいはこうなったら外していい、そういったことについては、お答えするのは難しいということであります。 司会:それでは次、新潟日報の横山さん。