大阪府・吉村知事が定例会見4月14日(全文3完)オンライン授業と部活中断を大学に要請したい
医療従事者の派遣を国に要請するのか
毎日放送:すいません、毎日放送のウメダです。1点だけ、すいません。今の人というところに関連してなんですけれども、分科会の尾身会長なんですが、重症病床が逼迫しているという状況の中で、国がリーダーシップを取って全面的に人の支援をすることが求められていると。そこを国と大阪が協力する必要があるというようなことを今日話されたようなんですけれども、重症病床が逼迫する中で、そこの医療従事者の派遣という部分で何かあらためて国に要請することですとか、そういった部分っていうのはありますか。 吉村:医療従事者の応援いただけるところについては、ぜひこれは応援をいただきたいというふうに思っていますし、尾身会長もそうおっしゃっていただいて、国から派遣をいただけるところについては、ぜひそこはお願いをしたいというふうに思っています。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:質問ある方は挙手いただけますか、今の段階で。そしたらお1人ですかね。そしたらどうぞ。
1月の段階と何が違うのか
関西テレビ放送:あらためてすいません、関西テレビ、上田です。1月に非常に、ぐっと年明け、感染が伸びたときに緊急事態宣言を急遽、要請したということがありましたが、きのうの時点でも、ある種ちょっと似てる状況とも言えるのかなと思うんですけど、これは今回、緊急事態宣言の要請をもし検討されて見送ったとすれば、なぜなのかって。前回のときはちょっと早かったという反省もあるのかどうかとか。1月の段階と何が違うのかっていった点でちょっとお考えを教えていただけないでしょうか。 吉村:決して緊急事態宣言を見送ってるわけではなくて、僕自身はより強い内容の緊急事態宣言、これはぜひ準備しておいてもらいたいという話、という考え方です。前回と何が違うのかというと、まん延防止措置という制度ができましたから、まん延防止措置の制度を今やっているわけです。これがなければ、もう緊急事態宣言にするかどうか二者択一になるわけですけど、今はまん延防止措置をやっていると。まん延防止措置の中身は何かというと、前回の緊急事態宣言と同じ内容をしてると。その効果が表れるとなれば、これは2週間だということになると、その効果を見て、そして感染減少となれば、それを徹底するでお願いするということになるし、それが不十分だということになれば前回の緊急事態宣言もより強い、やっぱり中身が大切だと思いますから、より強い内容でのお願いをしたいというふうに思っています。 なので、決して緊急事態宣言を見送っているわけではない。前回の緊急事態宣言とほぼ同じ内容のことを今やっているので、それをぜひ徹底していただきたいというのをこの間ずっとお願いをしてて、現在進行形だというふうに思っています。前回はまん延防止措置も何もない中での、東京で2000人になって、で、大阪でどうもぐっと増えたということで、その時点での措置としては緊急事態宣言だったわけですけど、今は緊急事態宣言と同じ内容のまん延防止措置をやっているので。 となると、その効果が見えない中でまた新たなっていうことになると、今やっている措置っていうのはどういうことなのかっていうふうに当然これはなってくると思いますし、今やっている措置の効果はもう来週にも、これ、ある程度判断できるようになってくるので、そのときにはもう、より強い中身の措置をぜひお願いしたいというふうに思っています。